今年の8月6日に行われる平和記念式典で広島市の松井市長が読み上げる「平和宣言」の内容を話し合う懇談会が開かれ、各国のリーダーに被爆者の想いを伝えるものにすべきだといった意見が交わされました。
広島市の松井市長を座長とする懇談会は、市民の意見を幅広く聴き、平和宣言に盛り込もうと毎年開催されているもので、被爆者や有識者など7人が出席し、冒頭を除き非公開で行われました。
【被爆体験証言者・八幡照子さん】
「今この国際情勢の中で本当に私は訴えたいことがひとつあります。きょうはそれを聞いて頂きたいと思って参りました」
被爆者の八幡照子さんは、「自国の利益を追及する世界のトップに被爆者の想いを伝える内容にしたい」と要望。
そのほか「現在、ニューヨークで開かれているNPT再検討会議の結論を踏まえて宣言を書かなくてはいけない」などの意見が出たということです。
【広島市・松井一実市長】
「(懇談会で)言われたことをうまく取り込んで、ある意味で皆さんの心に響くものができたら」
次回は3回行われ、6月上旬に宣言の骨子について話し合う予定です。