中東情勢の緊迫化の影響でインクなどの調達が不安定になっているとして大手菓子メーカー「カルビー」は一部商品のパッケージを白黒の2色に変更すると発表しました。

県内でも塗装会社など様々な業界に影響が広がっています。

なじみのあるパッケージが白黒に…。

カルビーは「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など14の商品でカラーのパッケージを白黒に変更すると発表しました。

中東情勢の緊迫化の影響でインクなどの調達が不安定になっているとして大手菓子メーカー「カルビー」は一部商品のパッケージを白黒の2色に変更すると発表しました。

県内でも塗装会社など様々な業界に影響が広がっています。

なじみのあるパッケージが白黒に…。

カルビーは「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など14の商品でカラーのパッケージを白黒に変更すると発表しました。

石油由来の「ナフサ」を原料とするインクなどの調達が不安定になっているためだということです。

◆TOS梅田雄一郎記者
「中東情勢の影響は塗装業界にも及んでいてこうした塗料用のシンナーが不足しています」

大分市の塗装会社の倉庫です。

こちらでは、ナフサを原料とするシンナーの不足が深刻だといいます。

◆高橋塗装 高橋道成社長
「こちらが普段、塗料用シンナーを置いてる保管場所です。3~4缶程度は通常在庫がある。1か月前に発注をかけているが1缶も届いていない状況」

シンナーは塗料を薄める際に使います。こちらの会社では、3月ごろから業者に必要なシンナーを発注しても仕入れの見通しが立たない状況に。
さらに、塗装前に壁のひびを埋めたりするシーリング剤も不足しているそうです。

こうした状況のため塗装工事の受注ができない状況だといいます。塗装以外の業務もあるものの経営には大きな打撃です。

◆高橋塗装 高橋道成社長
「塗装工事だけで言うと3月くらいから売り上げがゼロになっているので、月々の支払いはあるけれど収入は0円ということが続いている。本当にきつい状況」

石油関連商品の不足や価格高騰の影響はこちらにも。大分市のおはぎなどを販売する店舗です。

5年前のオープン以来、持ち帰りの際のプラスチック容器やポリ袋は無料で提供していました。

しかし、容器の価格は当時と比べ2倍近くに。ポリ袋も値上げの通達を受けていて苦渋の決断で6月から容器やポリ袋を有料とすることを決めそれぞれ10円としています。

◆小豆ん家 牛ノ浜三久店主
「客に手ごろな値段でおはぎを提供したい思いがずっとあるので、少し客にお金を出してもらわないといけないのが心苦しい」

石油関連商品は様々な分野に活用されていて中東情勢の混乱の収束が見通せない中、今後も影響が広がることが心配されます。

テレビ大分
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