中東情勢の影響による“インクショック”が広がっています。
日清製粉ウェルナは、パスタを束ねるテープにゆで時間を表示していますが、6月にかけて順次、無地に切り替えます。
食品加工の太子食品工業は6月から順次、もやしの袋のデザインをシンプルにすることでインクの使用を6割ほど減らします。
油揚げのデザインや豆腐のパッケージのロゴマークも変更する予定で、「インクなどを極力少なくして作り、お客さまに届けるのを最優先に考えている」としています。
印刷業界では、インクの濃さを調整する溶剤の入手が難しくなる一方、インクの価格も上がっていて、新規の印刷の受注を停止する業者も出てきています。
ナフサの供給の懸念が広がる中、パッケージ見直しの動きは白黒への切り替えを打ち出したカルビーのほかにも広がりつつあります。