香川の海の資源の回復を目指します。漁獲量が激減しているイイダコを増やそうと高松市で5月12日、イイダコの卵が放流されました。

放流されたのは「産卵床」と呼ばれるメスのイイダコと貝殻を一緒に育てて卵を産み付けたもので、123個の「産卵床」が用意されました。

高松市の庵治漁協の漁師や香川県の担当者らが庵治漁港沖に出港しふ化したイイダコが隠れるシェルター3個と一緒に「産卵床」を放流しました。

県によりますとイイダコの漁獲量は2002年には年間200トン近くありましたが、2025年は4.2トンと激減していて、漁獲量回復に向けた取り組みを県が2021年から、庵治漁協が2024年から行っています。

(庵治漁協底曳網部会 額田善光部会長)
「20年前までの回復は不可能だと思うが、庵治漁協だけで50~60トンに回復できたら」

それでも県が取り組みを始めた2021年は1.2トンだった漁獲量が4.2トンまで増えていて、効果は徐々に現れています。5月12日に放流された約3万7000個の卵は2週間程度でふ化が始まります。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。