原爆が投下されたとき、国が定めた「被爆地域」の外にいたとして、被爆者と認められていない「被爆体験者」が平田研長崎県知事と初めて面会し、被爆体験者の早期救済などを求めました。

要望したのは、被爆体験者の岩永千代子さんや支援者など14人です。

2026年に就任した平田知事とは初めての面会で、被爆体験者を被爆者と認めることや、8月9日に高市総理大臣との面会を実現するよう求めました。

放射線微粒子による内部被ばくについて訴えようと、長崎大学大学院の客員研究員が最新の研究成果について説明しました。

長崎大学大学院総合生産科学研究科 七條 和子 客員研究員
「放射性微粒子があって、放射線を同心円状に出し、細胞の遺伝子を傷つけます。

七條客員研究員を含む研究グループは広島で入市被爆し、2015年に亡くなった女性の肺がんの組織から原爆由来とみられるウラン粒子の放射線などを検出し、4月、論文を発表しています。

第二次全国被爆体験者協議会 岩永 千代子 会長(90)
「科学的、合理的な根拠が見出された」
「それでも内部被ばくを認めないのか」

放射性微粒子による内部被ばくについて、平田知事は「様々な調査研究を注視しながら今後の対応をしたい」などと述べ、被爆体験者の早期救済に向けて長崎市と連携して取り組む考えを示しました。

テレビ長崎
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