聴覚障害のあるアスリートによるバレーボール=デフバレーです。
2026年10月に青森県で行われる全国障害者スポーツ大会の九州予選が9日、鹿児島市で行われました。
井上さんが取材に行ったんですよね。
はい。鹿児島は男女ともに優勝と躍動しました。
女子のチーム引っ張ったのは、2025年国際大会で活躍したあの選手でした。
桜島で行われた九州予選。
大会にはある選手の姿がありました。
阿久根市出身・尾塚愛実選手(28歳)
「私たちは雄大な桜島と錦江湾に見守られるこの地で」
阿久根市出身の尾塚愛実選手、28歳です。
尾塚選手は2025年11月、日本で開かれた聴覚障害者の国際大会=デフリンピックで日本代表として出場し、金メダル獲得に大きく貢献。
この大会で代表活動を引退した尾塚選手ですが“鹿児島の力になりたい”と、県代表としてコートに立ちました。
7チームが出場する女子のトーナメントで、全国の切符を手にするのは優勝チームのみ。
鹿児島はキャプテンでエースの尾塚選手を中心に、抜群のチームワークで1回戦と準決勝をストレートで勝利し、決勝に進出します。
尾塚選手
「楽しんで、遠慮なくいってね。『もっと前』とか」
初優勝をかけた決勝戦は福岡との対戦です。
第1セットを奪われて後がない鹿児島は第2セット、経験豊富な尾塚選手がチームを鼓舞します。
意表を突いたフェイントにサーブレシーブをして強烈なスパイク!
鹿児島がこのセットを取り返します。
すると第3セットは3番・岩田桃佳選手が止まりません。
3連続スパイクを決めるなど福岡を圧倒。
地元の応援を背に最後まで集中力を切らさなかった鹿児島、悲願の初優勝です。
女子 鹿児島チーム・尾塚愛実キャプテン
「みんなで助け合って、それぞれの役割をしっかり果たして、何とか優勝することができたのでホッとしてます。(全国では)優勝まで行きたいと思っています」
5チームが出場した男子もデフバレー元日本代表の田底佳樹選手の活躍などで鹿児島が大会連覇を達成しました!
男子 鹿児島チーム・田底佳樹キャプテン
「個人スキルや技術をさらに高めてチーム力をさらにたかめて(全国では)優勝まで行きたいと思っています」
全国障害者スポーツ大会は2025年10月に青森で開催されます。