相撲人気が根強い富山県で新たな期待の星が登場した。今年4月に大学に入学したばかりの大学1年生力士の頂点を決める学生相撲新人選手権。その東日本大会、西日本大会のそれぞれで富山県勢が優勝を果たした。県勢史上初の快挙だ。

学生相撲新人選手権 東日本、西日本大会それぞれで富山県勢が優勝

5月10日に東京・靖国神社相撲場で行われた第77回東日本学生相撲新人選手権大会。東日本の大学に所属する1年生の頂点を決める大会で優勝を果たしたのは、日本大学相撲部1年・黒部市出身の水島礼煌(れお)選手。東日本大会で県勢が優勝するのは史上初の快挙だ。

そして5月9日に大阪府堺市行われた第76回西日本学生相撲新人選手権大会。西日本の大学に所属する1年生の頂点を決める大会で優勝を果たしたのは、近畿大学相撲部1年・富山市出身の浦山将瑛選手だ。

ともに大相撲で活躍する富山の星・朝乃山の母校である富山市立呉羽中学校出身の同級生で、
今後4年間の大学での活躍を占う大相撲への登竜門とも言える新人大会で県勢が同時に優勝するのも史上初の快挙だ。

東日本大会優勝 高岡向陵出身・水島「また優勝できるように頑張ります」

東日本大会で県勢初の優勝を果たした水島選手
東日本大会で県勢初の優勝を果たした水島選手
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東日本大会で優勝を果たした日本大学相撲部1年・黒部市出身の水島礼煌(れお)選手は、高岡向陵高校を今年3月に卒業し、数々の関取を輩出している相撲の超名門・日本大学に入学した逸材だ。朝乃山と同じ右四つが持ち味の鋭い相撲が得意な一方、朗らかな笑顔も魅力の一つだ。

高校時代の水島選手
高校時代の水島選手

高校時代にはインターハイの団体戦で2年連続の3位入賞を果たし、朝乃山が所属する高砂部屋など複数の部屋から熱烈なオファーもあったが、悩みぬいた末に選んだ進路は、相撲の全国学生選手権で32度の優勝を誇る名門・日本大学への進学だった。

高校の卒業式での水島選手
高校の卒業式での水島選手

高校の卒業式では、「さらに強くなって卒業した後は大相撲の世界に挑戦して横綱になりたい」と飛躍を誓っていた水島選手。今回、新人大会での快挙を受け「また優勝できるように頑張ります!これからまた頑張ります」と今後の更なる飛躍を誓った。

水島選手と稽古する中山教諭
水島選手と稽古する中山教諭

またこの水島選手の快挙に、現地で観戦したという高岡向陵高校相撲部の恩師・中山昌教諭は、「感激しました。色んな心配がありましたが、元気そうに頑張っている姿を見て、そして活躍を見て本当に嬉しく思いました。これからがまた楽しみです」と期待を寄せた。

西日本大会優勝、近畿大学・浦山 兄は大相撲幕下の鶴英山

そして西日本大会で優勝した近畿大学相撲部1年・富山市出身の浦山将瑛選手は、呉羽中学校を卒業後、千葉県の拓殖大学紅陵高校に相撲留学し、今年4月近畿大学に進学した。

兄は、大相撲・音羽山部屋所属で東幕下二十枚目の鶴英山(かくえいざん)で、父は朝乃山の恩師という相撲一家。兄に続き、大相撲での活躍が楽しみな力士だ。

数年後には富山に大相撲黄金時代が到来!?

稽古に励む水島選手
稽古に励む水島選手

今回の新人大会は東日本、西日本で分けて開催されており、日本一を決める機会はない。しかし7月には金沢での全国大会、毎年12月には大相撲への登竜門である全日本相撲選手権大会が開催されるなど、今後全国大会で直接対決が組まれることも予想される。

二人はまだ大学に入学して1ヶ月ほどの大学1年生。東西の新人大会を制した二人は、それぞれの大学で今後技を磨く。少し気は早いが、4年後大相撲の世界で活躍する姿も大いに期待できる。
今後大学生活の4年間でどんな進化を遂げるのか、楽しみで仕方ない。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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