長野県伊那市高遠町の遠照寺でボタンの花が見ごろを迎えています。この地区では「幻のそば」の復活に取り組んでいて、5月10日は昔と同じ方法で作ったそばが提供されました。
赤やピンクのボタン。
伊那市高遠町の遠照寺では、180種類1500株のボタンが見ごろを迎えています。
2026年は例年より早く咲き始め、境内は大輪のボタンで華やかに彩られています。
訪れた人:
「素晴らしいボタンで感激しました」
「いろいろな色があってすごくきれいだなって思います。晴れた日に来られてよかったです」
楽しみはボタンだけではありません。
地元の「芝平そば」の復活を目指した期間限定の店も出ています。
「芝平そば」は、この地区の在来種のそばの実を使ったそばですが、生産者が途絶え、「幻のそば」といわれています。
地元の「守る会」は、このそばの実の復活を目指して取り組んでいて、2026年7月から地元農家などが栽培を始める予定です。
山室芝平そばを守る会・松井教一会長:
「風味があって味が濃くてなおかつ甘みがある。(芝平そば復活に向けて)やることもこれから大変なんですけど、幻のそばを大勢の皆さんの口に運べるまで頑張りたい」
まだ種作りの段階のため、今回は高遠産のそばの実を使い、芝平そばと同じく殻ごと石臼で粗挽きしてそばを作り販売しました。
10日は、用意した70食が完売しました。
食べた人:
「普通のそばより太麺で、もちもちしていておいしいです」
「かみ応えがあって、のどごしもいい。もちもち感があって非常においしい」
「幻の芝平そばを復活していただいて、観光に役立てていただければいい」
寺によりますと、ボタンの見ごろはあと1週間から10日間ほど続く見込みです。
また、そばは今週末(16日・17日)も数量限定で販売する予定です。