札幌市手稲区に住む70代の女性が、検察庁の職員などを名乗る人物らに現金約1,680万円をだまし取られる特殊詐欺事件があり、警察が捜査を進めています。
警察によりますと4月3日、女性の元に検察庁などを名乗る人物から「違法な荷物が届いている」などと電話がありました。
犯人側は、女性に口座譲渡の共犯の疑いがあると信じ込ませ、「紙幣の監査」を名目に指定口座への入金を要求しました。
これを信じた女性は、5月2日までに計5回にわたり、1680万円を振り込みました。
短期間で多額の現金が連続して動いていたことを不審に思った金融機関が、警察に通報し、事件が発覚。
女性は警察から指摘されるまで、だまされていることに気づかなかったということです。
道警は多発する詐欺被害を防ぐため、2025年に道内すべての金融機関と連携協定を締結しています。
多額の振り込みが繰り返されるなど不審な点がある場合、金融機関が積極的に通報する仕組みで、今回の事件発覚につながりました。
警察は、公的機関を名乗る不審な電話があった際はすぐに電話を切り、詐欺相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。