*リポート
「点眼薬に咳止めの薬など私たちの生活に欠かせない医薬品。これらを包むプラスチック容器にも中東情勢の影響が出ています」

医薬品メーカーなどに向けてプラスチック容器を製造・販売している富山市の斉藤製作所。

*斉藤製作所 生産管理課 荒木博和課長
「こちらでは市販の咳止め液に添付されているメジャーコップを成形しています。(1日に)1万8000個の生産をしている」

咳止めシロップに欠かせない計量カップや医療用の錠剤などを包むボトルやキャップなどを手掛けています。

「こちらが『樹脂ペレット』。材質としてはポリプロピレン」

容器に使われるのがナフサ由来の原料、「樹脂ペレット」。

中東情勢の影響で供給が不安定で、来月以降の仕入れについて、メーカーに問い合わせても納期の回答が得られない状態が続いているといいます。

この会社では現在、製造がストップする状態ではありませんが、新たな発注があっても生産計画を立てるのが難しいといいます。

「従来であれば樹脂は発注して2週間ほどで調達できたけれど、現在は発注しても納期(の回答)がなかなか得られない。材料手配の遅れがあると製品遅れに直結する。日々、手配漏れがないか気を張って計画を立てている」

ナフサについて政府は中東以外からの輸入を進めていますが、樹脂ペレットに精製して製造現場に届くまでには1カ月ほどかかる見込みで、影響はしばらく続きそうです。

「流通の目詰まり(防止へ)働きかけを(政府に)期待する。(代替えナフサによる原料の調達は)もう1か月ほどかなと思う。少しでも生産ロストが少なくなるよう工夫しながら過ごしている」

富山テレビ
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