Jリーグの理事長・野々村芳和チェアマンに、福島テレビが単独インタビュー。『福島県内2つのクラブ』や『シーズン移行の狙い』について直接話を聞いた。

■福島の2クラブ どう見ている?
==百年構想リーグEASTーBで、いわきFCが首位争いをしている。いわきFCの印象は?

この10年くらいでみると、昇格してくるスピードが早かったなということと。いわきFCは、スタイルをしっかりと持ちながらここまで来ているので安定しているなと。
力はつけてきているし、それが“たまたま”ということではなくて、確固たるスタイルを確立しながらここまで来ているのが、すごく評価できるところじゃないかと思います。

==一方、福島ユナイテッドFCには「キングカズ」こと三浦知良選手が加入。チームに与える影響の大きさをどう見ていますか?

僕もクラブの社長やっていたことが長い。チームを作る時に、土曜日の試合・日曜日の試合でピッチに立つ11人もすごく重要ではもちろんあるんだけれども、月曜日から金曜日どんな空気感で過ごすのかというところが最も大事だと思っているんですよね。
そこでのベテラン選手・影響力がある選手の役割も、当然プラスに働くと思うので、これから楽しみなクラブの1つですよね。

■大きな転換点 8月開幕へ
野々村チェアマンも、いわきと福島に期待感をもっているようだ。
そして、百年構想リーグでいわきは現在「2位」と結果も出ている。5月9日は首位の甲府とホームで対戦。そして福島は、5月10日にホームで磐田と戦う。
この大会が終わると次のシーズンが始まる。
これまで2月開幕だったが8月に開幕し、ウインターブレークを挟んで6月まで続く日程に移行した。

==8月開幕へと移りますが、その狙いはどんなところにあるんでしょうか?

Jリーグが国内のひとつのコンテンツとして、これからもやっていくのか。または世界のマーケットでも勝負できるところを目指すのか。
やっぱりみんな後者=”世界”を目指さないといけないよねと。

いまサッカー界で世界5大リーグと称される、ヨーロッパのリーグは8月に開幕。
そこにあわせることで、各クラブの「世界のマーケットで勝負する」マインドを高め成長を促す狙いがあるという。

■パフォーマンス向上にも
野々村チェアマンは「今までのシーズンよりも、シーズンのスタートと終わりを変えたほうがパフォーマンスが、気温・気候の関係もあってあがりやすい」と説明する。
これまでのJリーグは2月の開幕後、気温の上昇に伴って選手のパフォーマンスが低下してしまっていた。
一方、8月開幕の5大リーグは涼しくなるにつれパフォーマンスがあがっていた。
野々村チェアマンは「サポーターにより良いパフォーマンスを見て頂くことも出来るし、選手も自分のパフォーマンスをより高くもっていける期間が長くなると思います」と語った。

最後に、野々村チェアマンに思い描くJリーグの未来を伺うと…「近い将来、5大リーグにJリーグが入っている状況にしたい」「選手や投資をしたい人などがJリーグを選ぶ環境をうまく作っていけると、5大リーグになれるのでは」と話した。
その実現のときを楽しみにしたい。

福島テレビ
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