7日正午前、群馬県でカメラが捉えたのは、道路脇の茂みからはい上がる1頭のクマ。
体長は約1メートルほどとみられ、悠々と道路を渡っていきました。

撮影者:
普通に歩いていたら、道路にはい上がるようなかたちで子グマが目に入ってビックリした。

このクマが目撃されたのは標高1800メートル、“天空の温泉郷”として知られる群馬・嬬恋村の万座温泉の近く。

7日の昼ごろ、温泉旅行中だった撮影者がまさかの遭遇。

撮影者:
恐怖を感じながら後ずさりして逃げた。2回ぐらい目があったんですけど、子グマは驚いた感じもせず、向こうは落ち着いていた。

観光地にもクマの出没が相次いでいます。

福島・会津若松市の観光施設でも7日、1頭のクマが走っていく様子が確認されました。

そして青森・八戸市では、寺の境内にクマが出没。
クマは道路を一目散に走ると、茂みの中へと消えていきました。

その約3分後、別の防犯カメラには寺の境内を抜けたクマが猛ダッシュで田んぼを駆け抜ける様子が映っていました。

願成寺・斎藤学成住職:
境内の中にクマが出ることは初めてだったのでびっくりした。

クマが目撃されたのは5日の夕方。
墓参りをしていた3人が遭遇し、山の上にあるお堂に避難したといいます。

その後、警察が駆け付け、3人を保護しました。

クマ出没を受け、寺は掲示板に貼り紙をして墓参りする人に向けて注意喚起をしました。

願成寺・斎藤学成住職:
基本的にはお供えものは持ち帰っていただく。お墓に食べ物(お供えもの)を残して帰らないようにとお願いしています。

寺で目撃された翌日、八戸市内の商業施設の近くでは、青森県で初となる緊急銃猟により体長約1メートルのクマが駆除されました。

さらに8日も、寺から約11km離れた場所で、午前7時過ぎにクマが目撃されました。

八戸市内では、これで5日連続の目撃です。

周辺は小学校や民家が立ち並ぶ住宅街でもあり、その場所で連日出没したことに住民は「怖い、どこに来るのか。まさかここら辺にくるとは思わなかった」と話します。

連日のクマ出没に猟友会などは箱わなを新たに設置。
市も警戒を強めています。

八戸市・熊谷雄一市長:
クマの目撃状況に私といたしましては強い危機感を持っています。

9日からの週末に旅行などで外出する際は、行き先のクマ目撃情報にも注意が必要です。