兵庫県尼崎市は、高額療養費制度の一部利用者に対して、合わせておよそ4000万円を支給していなかったと発表しました。
尼崎市によると、去年6月までの5年間に高額療養費制度を利用したおよそ2200世帯に対して、合わせておよそ4000万円を支給していなかったということです。
高額療養費制度は、病気や入院などで高額になった医療費に上限をつけ、自己負担額を安くするもので、乳幼児などを対象とした福祉医療費助成制度と併用することができます。
尼崎市によると、去年9月、事務処理を行うシステムを新しくし、その後、福祉医療費の助成対象者がいる世帯の高額療養費の算定方法に誤りがあることが判明しました。
【尼崎市 保健局保健増進部 牧直宏部長】
「対象者の皆様にご迷惑をおかけするとともに、市民の皆様のご信頼を損ねてしまったことを深くお詫びを申し上げます」
市は、対象となる世帯に来年2月に申請書を送付し、3月下旬以降に不足分を支給するとしています。