京都府南丹市の山林に安達結希さん(当時11)の遺体を遺棄した疑いで父親が逮捕された事件で、警察は父親の安達優季容疑者(37)を殺人の疑いで再逮捕したと発表した。
捜査関係者によると、安達容疑者は逮捕前の任意の取り調べに対し、「衝動的に首を絞めて殺害した」という趣旨の供述をしているといい、警察は裏付けの捜査などを進め、殺人容疑での逮捕に至ったとみられる。
また、殺害場所は市内の駐車場トイレで、安達容疑者が結希さんを殺害したという時刻について、警察は3月23日朝ごろと発表。首を絞めつけるなどして殺害したとみられるということだ。
今後の捜査のポイントについて弁護士の橋下徹氏と元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇亨輔氏が解説した。
■「供述に対してどれだけ裏付けの証拠が取れるかがポイント」橋下氏
橋下徹氏:安達容疑者の供述に対してどれだけ裏付けの証拠が取れるかがポイントだと思います。司法解剖で死因不詳となっていますが、絞殺という裏付けがきちっと取れるかどうか。
『秘密の暴露』といって容疑者しか知らない事実にしておくために、京都府警本部は報道をかなり抑えた形になっていると思うんですけど、そこの裏付けが取れるかどうかでしょうね。

■「なぜ命を奪うまで首を絞めたのか」西脇氏
西脇亨輔氏:容疑者の供述通りだとしたら、なぜ命を奪うまで首を絞めたのかというところなんですよね。その命を奪うまで首を絞める場合、数分間かかると医学的に言われてます。
とすると、非常に強い殺意を持って、絞め続ける行動があったとすると、一体何がそうさせたのか。
それが本当に衝動的なものなのか、事件に至るまでの容疑者と被害者の関係も含めて何があったのかを供述にそって細かく聞き出して、裏付けとなる証拠があるのか丁寧に重ねていった結果として、最終的に起訴できるかが決まってくる。“強い殺意”をどういうふうに結びつけていくのかですね。

■「きちんと報道し続ける必要性がある」「事件を防げなかったのかどうか検証」
また今回の事件の報道の在り方について、橋下氏は「きちんと報道し続ける必要性がある」と述べた。
橋下徹氏:きちんと報道し続ける必要性がありますよ。報道が過剰なんじゃないかとかいう意見もあるけれども、捜査が変に冤罪に向かわないように引き続きチェックしていく必要がある。
西脇亨輔氏:この事件を防げなかったのかどうかというのを検証する必要があります。
警察は、動機など詳しい経緯について、これから本格的に捜査を進めるものとみられる。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年5月6日放送)

