共生社会について考えるきっかけにしてもらおうと、NPO法人の理事長を招き宮崎市で講演会が開かれました。
講演会には、約300人が参加しました。
講師を務めたのは、福岡県のNPO法人「抱樸」の奥田 知志理事長です。
NPO法人「抱樸」は孤立している人たちに対し、炊き出しや住宅の提供など幅広い支援活動を行っています。
奥田さんは今の社会保障制度は「家族がいること」が前提になってると説明。
そのうえで、今後、高齢の単身者が増えると予想される中、これまでは家族が担ってきた役割を社会で担う「家族機能の社会化」が大切だと訴えました。
(NPO法人「抱樸」 奥田 知志理事長)
「包括的なシステム(社会保障制度)の土台が、家族と持ち家になっている。これが崩れてきたときに、どんないい制度があったとしても、この制度が機能しなくなるのではないかということを、私は非常に危惧しています」
講演会の後には、宮崎県内で共生社会を実現するために必要なことなどが話し合われ、参加者が理解を深めていました。