京都府南丹市の山林に男子児童・安達結希さん(当時11歳)の遺体を遺棄した疑いで逮捕された父親の安達優季容疑者(37)について、警察は結希さんを殺害した疑いで再逮捕したと発表しました。

警察はこれまで、市内の公衆トイレなど事件に関わる場所に父親の安達優季容疑者を立ち会わせるなどして捜査を進めてきたものとみられ、警察はこの公衆トイレが殺害現場とみているということです。

また捜査関係者によりますと、安達容疑者は逮捕前の任意の調べに対し、「南丹市内の公衆トイレで衝動的に首を絞めて殺害した」という趣旨の供述をしているということです。

関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、関西テレビの川島壮雄アナウンサーが殺人の現場とみられる南丹市の公衆トイレから、現地の様子を伝えました。

■“殺害現場”か 公衆トイレには花やぬいぐるみなどが手向けられる

【川島アナウンサー】
私は南丹市内の公衆トイレの前に来ています。捜査関係者によると、警察はこちらの公衆トイレを殺害の現場とみているということです。

このトイレの辺りには、たくさんの花やぬいぐるみ、飲み物が手向けられているのが確認できます。

私が取材をしていた先ほど1時間ほど前にも地元の夫婦の方が水とそして花を持って、手を合わせている姿がありました。

話を聞きますと、「地元でこういった悲しい事件が起きて、いてもたってもいられなくなって、こうして手を合わせに来たんです」と話していました。

私も前回取材に来たときにこの公衆トイレを利用させてもらうこともあったんですが、特に広いとか、何か特別なことがあるというわけではなくて、至って普通の公衆トイレという印象を受けています。

■公衆トイレと安達容疑者の自宅などの位置関係は

この公衆トイレのある場所は、安達容疑者の自宅からおよそ2キロ離れた場所です。

そして、結希さんの通っていた小学校が安達容疑者の自宅と反対の方向におよそ12キロほど行った先にあります。

遺体発見現場からもおよそ9キロ離れているというのが、こちらの公衆トイレのある場所ということになります。

■トイレの清掃業者「結希さんが行方不明になって以降も特に異変は感じず」

先月18日には、警察は現場を規制しまして、大きなブルーシートで覆ってこのトイレの中を徹底的に調べていました。

また先月20日には、清掃業者の人が「警察から『話を聞かせて欲しい』と頼まれた」と話していたということです。

そのあとに関西テレビの関係者が話を聞きますと、「結希さんが行方不明になって以降、いつ清掃に入ったかは正確には言えないが、特に異変は感じなかった」と話していたということです。

■トイレは自然公園の一角に 観光客の利用多いと地元の人

公衆トイレのある場所は「るり渓自然公園」という場所で、すぐ裏側には渓流が流れています。

私がこうして立っているだけでも川のせせらぎの音がサラサラという音が聞こえてきますし、奥には森が生い茂っていて、今の季節ですと青もみじが見頃を迎えているような、美しい自然に囲まれた場所です。

そして公衆トイレのある場所が、ちょうどこのるり渓自然公園の散策を開始するスタートの場所にもなっていて、すぐ近くには駐車場があり、その近くには飲食店も立ち並んでいます。

地元に50年以上住む方に話を聞きますと、散策する観光客が車で来て、準備を終えて来るようなトイレで、観光客の利用が多いという話でした。

また「仮にこちらに遺体があったということになれば、気が付かないはずはない」ということで、「もしそうだとしたら本当に怖い」という話も聞かれました。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年5月6日放送)

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