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声と言葉で思いを届ける高校生たちの挑戦 秋田・大館鳳鳴高校放送部 歴史と伝統を力に全国高校総合文化祭・あきた総文2026のステージへ|FNNプライムオンライン

声と言葉で思いを届ける高校生たちの挑戦 秋田・大館鳳鳴高校放送部 歴史と伝統を力に全国高校総合文化祭・あきた総文2026のステージへ

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歴史と実績を積み重ねてきた秋田・大館市の大館鳳鳴高校放送部は、言葉の力で思いを届けることに真剣に向き合っている。発声練習から映像制作まで、自分たちの表現を磨き続ける部員たちの素顔を追った。

一音一音に向き合う放送室の日常

放送室に響く声は、どれも丁寧で真っすぐだ。

発生練習に余念がない大館鳳鳴高校放送部
発生練習に余念がない大館鳳鳴高校放送部
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部員たちは一音一音を確かめるように、繰り返し発声練習を行う。その姿勢は、歴史ある放送部が培ってきた積み重ねそのものだ。

大館鳳鳴高校放送部顧問・田村英子教諭
大館鳳鳴高校放送部顧問・田村英子教諭

顧問の田村英子教諭は、「自分が表現したいことを工夫するのはもちろん、聞く人や見る人にどう伝わるかを想像しながら、より良い伝え方を身に付けてほしい」と語る。

言葉は発するだけではなく、届いて初めて意味を持つ。その考え方が部の根幹にある。

明るく率直に支え合う仲間たち

部員は2、3年生8人に、入部したばかりの1年生1人を加えた9人。放送室は笑顔と声かけが自然に交わされる場所だ。

入部したばかりの佐藤琉仁さん(1年生)
入部したばかりの佐藤琉仁さん(1年生)

1年生の佐藤琉仁さんは、「放送部に入ったからには全国大会に行きたい。先輩を頼りながら、3年間楽しく活動したい」と目標を語る。

先輩から指導を受ける佐藤さん(右)
先輩から指導を受ける佐藤さん(右)

部員同士は互いの表現に意見を出し合い、良い点も課題も率直に伝える。その積み重ねが、個々の表現力とチームの結束を高めている。

協力して生み出す「伝わる作品」

部長を務める荒川蓮さん(3年生)
部長を務める荒川蓮さん(3年生)

3年生で部長の荒川蓮さんは、「先輩・後輩に関係なく、困ったら助け合い、意見が欲しい人にはみんなで考える」と部の姿勢を話す。

放送部の活動はアナウンスにとどまらない。

編集作業中の部員たち
編集作業中の部員たち

大会では、テレビ・ラジオのドキュメンタリーや創作ドラマの制作にも挑む。構成から撮影、録音、編集までを自分たちで行い、現在は6月の県大会に向けた作品制作の真っ最中だ。

荒川部長は、「一番大事なのは、誰にでも分かるように伝えること。初めて見た人に意味が伝わる作品でなければならない」と強調する。

全国の舞台へ それぞれの思い

2026年夏に秋田で開かれる第50回全国高校総合文化祭(あきた総文2026)の朗読部門には、2人の部員が出場を決めている。

あきた総文2026の朗読部門に出場する木村太一さん(2年生)
あきた総文2026の朗読部門に出場する木村太一さん(2年生)

2年生の木村太一さんは、2025年10月に入部し、わずか1カ月後の大会で総文祭出場を決めた。「青春を題材にした作品なので、秋田県民にも、そうでない人にも、甘酸っぱいあの頃を思い出してもらえる朗読をしたい」と語る。

2年連続で全国高総文祭に出場する横山歩さん(3年生)
2年連続で全国高総文祭に出場する横山歩さん(3年生)

3年生の横山歩さんは2年連続での出場だ。「総文祭は、同じことに打ち込む他県の人と出会えるのが魅力。開催県として、来てよかったと思ってもらえる大会にしたい」と意欲を示す。

声、そして作品に思いを込めて。その思いを確かに届けるために、大館鳳鳴高校放送部の活動はこれからも続いていく。

(秋田テレビ)

秋田テレビ
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