4月22日、宮崎市の県立普通科高校4校による伝統の四校定期戦が開催された。2026年で47回目を迎えたこの大会は、野球部員だけでなく応援団や一般生徒も母校の誇りを懸けて全力で挑む一大行事だ。華やかなチアリーダーや伝統の応援スタイルが球場を包み込む中、春の陽気にも負けない熱い戦いが繰り広げられた。

伝統の応援が選手を鼓舞

第1試合は宮崎南高校と宮崎北高校の対戦。

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宮崎南は吹奏楽部の演奏に合わせ、応援団やチアリーダーが熱い応援を送っていた。

宮崎南応援団 平原悠翔応援団長:
野球部が一つの優勝に向かって戦えるようなエールを送っていきたい。

対する宮崎北の応援団は4人で結成され、伝統の “デスボイス” を球場に響かせた。

宮崎北応援団 山本悠仁応援団長:
きょうの定期戦に向けて、応援団、ダンス部、吹奏楽それぞれで頑張って練習したので、苦労が報われるように野球部もぜひ勝ってほしい。

試合は宮崎北が宮崎南を追いかける展開となったが、5回にドラマが待っていた。
同点に追いついた宮崎北は、1番の河崎選手が2点タイムリーで逆転に成功。そのまま4対2で宮崎南を振り切った。

宮崎北 永友敦也主将:
甲子園みたいで楽しかったので、このまま優勝したい。

 団結力が生んだ完封勝利    

続く第2試合では宮崎大宮と宮崎西が激突した。

宮崎大宮110代目の応援団団長を務めるのは仁木康惺さん。息の合った応援で野球部を後押しする。

宮崎大宮 仁木康惺応援団長:
Q.110代目団長として
先輩たちから受け継いだ思いを、自分たちも後輩に教えられるような振りを体現している。
Q.試合は
優勝を目指しているので、初戦は余裕で勝ってほしい。

一方、最多となる約70人の応援団をまとめるのは、宮崎西の塚本ひらり団長だ。

宮崎西 塚本ひらり団長:
女子が多いということもあって最初は不安も抱えていたけど、約70人の臨時応援団と一緒にこの日を共にすることができて、安心と喜びでいっぱい。

宮崎西は7回、2アウト2塁1塁から6番川邊のタイムリーで1点を先制。2対0で迎えた9回、宮崎大宮はヒットとフォアボールで1アウト2塁1塁のチャンスを作った。しかし後続が倒れ、宮崎西が宮崎大宮を抑え2対0で勝利した。

宮崎西 江藤大輔投手:
めちゃくちゃ応援が聞こえて、足が震えたんですが応援団のおかげで抑えることができた。

生徒たちが一体となり、母校の誇りを懸けて野球と応援に全てを捧げた熱い1日となった。この「四校定期戦」で経験した団結力と感動は、生徒たちにとって一生の宝物となるだろう。次世代へと受け継がれていくこの伝統が、来年以降もさらに熱く続いていくことを期待せずにはいられない。

(テレビ宮崎)

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