30年の歴史を未来へ 「大山まきばみるくの里」リニューアルオープン

鳥取・伯耆町にある観光施設「大山まきばみるくの里」が、開業以来初の大規模改修を経てリニューアルオープンした。
3億7500万円を投じた改修の目玉は、「白バラ牛乳」のオフィシャルストアや地元食材を使った新メニューの登場だ。
リニューアルして初めて迎えるゴールデンウィーク期間中は、多くの来場者が見込まれている。

3億7500万円を投じた初の大規模改修

標高600メートル、大山の中腹に位置する「大山まきばみるくの里」は、開業から約30年が経過し、施設の老朽化が課題となっていた。

そこで鳥取県と大山乳業が共同で総額3億7500万円をかけ、2025年9月から改修工事をスタート。
開業以来初めてとなる本格的な改修がこのほど完了し、4月18日にリニューアルオープンした。

大山の豊かな自然を背景にした同施設は、地域を代表する観光スポットのひとつ。
今回の改修によって、施設としての魅力がさらに磨かれることになった。

施設に設置されたアイスクリーム自動販売機
施設に設置されたアイスクリーム自動販売機
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公式ストア新設で白バラ牛乳の世界観を発信 ここでしか買えない“限定商品”も

リニューアルの大きな目玉のひとつが、大山乳業が長年手がけてた鳥取産牛乳のブランド「白バラ牛乳」のオフィシャルストアの設置だ。

鳥取県民に親しまれてきた「白バラ牛乳」ブランドを前面に打ち出し、Tシャツやソックスなどのオリジナルグッズが、ここでしか手に入らない限定商品として販売される。

「ここでしか買えない」という希少性が、来場者の購買意欲をかき立てるポイントになると期待されている。

白バラ牛乳オフィシャルストアの店内ディスプレイ
白バラ牛乳オフィシャルストアの店内ディスプレイ

新名物「大山ライスプレート」登場 鳥取県産牛肉と大山乳業のバターを使用

レストランにも新たなメニューが加わった。
目玉となるのは、鳥取県産の牛肉と大山乳業のバターを組み合わせた「大山ライスプレート」。
地元の食材を丁寧に使ったメニューは、施設が立地する大山の風土と大山乳業のブランドを一皿で体感できる一品だ。

地域の生産者と施設が連携した取り組みは、訪れる人に「食」を通じた地域への愛着を育む機会にもなる。
観光と地産地消をつなぐ象徴的な試みといえる。

施設内にあるレストランの新メニュー「大山ライスプレート」
施設内にあるレストランの新メニュー「大山ライスプレート」

「白バラの商品を多くの人に」 大山乳業トップが語るリニューアルへの期待

大山乳業農業協同組合の徳丸洋一代表理事組合長は、リニューアルへの期待を「これから大型連休に向けて大山も緑豊になります。そのなかで白バラの商品を大勢の方に味わっていただきたい」と語った。

ゴールデンウィークを迎えるタイミングでのオープンは、集客面でも好機だ。
新緑に包まれた大山の景色とリニューアルした施設が相まって、家族連れや観光客を引きつける絶好のシーズンが到来している。

大山乳業・徳丸洋一組合長
大山乳業・徳丸洋一組合長

来場者33万人・売り上げ3億6000万円を目標…伯耆町観光をけん引する拠点に

施設では、2026年度の目標として、改修前を上回る来場者数33万人と売り上げ3億6000万円を掲げている。
大規模な投資を回収しながら、地域観光の核としての存在感をさらに高めていく狙いがある。
大山の自然と白バラブランド、そして新しくなった施設が三位一体となって、伯耆町の観光を盛り上げていく。

(TSKさんいん中央テレビ)

リニューアルオープンした大山まきばみるくの里
リニューアルオープンした大山まきばみるくの里
TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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