台湾の頼清徳総統は2日、アフリカのエスワティニに到着したことを自身のSNSで明らかにしました。
頼総統は4月にエスワティニ訪問を予定していましたが、飛行経路の国の許可が出ず取りやめ、台湾当局は「中国からの圧力があった」と非難していました。
頼総統は2日、アフリカで唯一台湾と外交関係を持つエスワティニに到着したことを自身のSNSで明らかにし、到着時の写真を投稿しました。
頼氏は、今回の訪問でエスワティニとの経済や農業などの結びつきを緊密にし、友好関係をさらに深めたいとしていています。
頼氏は当初、4月22日からエスワティニを訪問する予定でしたが、飛行経路にあたるセーシェルなど3カ国が上空飛行許可を取り消したため取りやめ、総統府は「中国による経済的威圧を含む強い圧力があった」と非難していました。
台湾の総統府は、今回の訪問の飛行経路など詳細について訪問終了後に明らかにするとしています。
頼氏のエスワティニ訪問について、中国外務省の報道官は「台湾独立の愚行リストに新たな1ページを加えた」などと非難し「台湾が中国の一部であるという事実は変えることができない」と反発しました。
その上で、外務省の報道官は「エスワティニなど一部の国に対し、台湾独立分裂分子のために火中の栗を拾うようなことをしないよう忠告する」としています。