「キャンプに興味がある人もない人も、ここの商品を見てクスッとして欲しい。」
 

ひのきの森(@Hinoki1nforest)さんが3日に、あるキャンプブランドの商品写真をツイートしたところたちまち話題となり、約6万いいねがつくほど注目を集めている。(11月5日現在)
 

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「クスッとして欲しい」という言葉と一緒に投稿されたのは「DOD」というキャンプ用品ブランドサイトのスクリーンショット。

そこにはキャンプ場でよく見かける「収納ボックス」などが並んでいるのだが、その商品名は「ヨクミルヤーツ」
確かによく見る形状で思わずクスっとしてしまう。
 

ヨクミルヤーツMサイズ 出典:DOD

そして、コンパクトに折りたためるアウトドア用のイスの商品名は「スゴイッス」
高さや角度が調整できて、焚き火のそばから高いテーブルでの食事まで、どんな場面にもフィットする「凄いイス」ということからだそう。
 

スゴイッス 出典:DOD

他にも、薪を持ち運ぶバッグにもなる頑丈な薪スタンドは「となりのまきちゃん」、焚き火スタンドの下に敷く耐火シートは「タキビバビデブー」などなど、ひねりの効いた名前がズラリ。
 

タキビバビデブー 出典:DOD

もちろんDODのサイトをじっくり見ていけば「5人用テントマット」など普通の名前の商品もあるが、多くはネーミングセンスが光る面白い商品名ばかりだ。

ちなみに先ほどの「ヨクミルヤーツ」に張り付ける文字シールは「ハルヤーツ」で、中にいれる仕切り板は「シキルヤーツ」、フタ部分に取り付けるイスは「スワルヤーツ」というんだとか。
 

スワルヤーツ 出典:DOD

ひのきの森さんは「クスッとして欲しい」としているが、Twitterではこんな投稿が寄せられていた。
・見たら吹いた!
・笑ってしまいました
・ネーミングセンスの鬼
・商品探すだけでも楽しい

 

「DOD」というブランドに聞き覚えがない人もいるかと思うが、実は2018年に名称変更したばかり。
それ以前は「DOPPELGANGER OUTDOOR」の名前で、創設したのは2008年だという。折り畳み自転車で知られ現在オートバイ用品を扱う「DOPPELGANGER」とは経営母体が一緒で、似た名前のブランドを明確に分け、長い名前を短くするために「DOD」にしたそうだ。
 

実はそんな「DOD」では一昔前まで商品名は普通だったという。
なぜ変わった名前を付けるのか?スタッフの印象に残る面白商品名はなにか?
担当者に聞いてみた。

きっかけは「カマボコテント」

――なぜ面白いネームをつけるの?

一言で言えば覚えてもらえるようにです。
きっかけは2016年に発売した大ヒット製品「カマボコテント」です。
最初は「2ルームトンネルテント」など、ありきたりの名前を考えていましたが、サンプル段階ですごくヒットしそうな気がしたので、覚えやすい名前にしよう、よくあるキャンプ用品っぽい名前はやめようとなり、カマボコテントとなりました

たまに「こんな変な名前の製品買わない」という意見もいただきますが、好きの反対は嫌いではなく無関心。覚えてもらうことやインパクトを残すことのほうが重要と思っています。
 

カマボコテント3S 出典:DOD

――内部で面白い名前に反対意見はなかった?

多少はあったかもしれませんが、カマボコテントの企画担当でもあるブランドマネージャーが強引に押し通しました。
 

――面白ネームは誰がどうやって決めている?

大体は商品の企画担当者が周囲の意見も聞いた上で決定しています。
 

Hだけどエッチじゃない商品とは?

――ネーミングの由来が際立っている商品を2つぐらい教えて?

1つめは「Hテント」。文字通り、Hの形をしたテントだからHテントです。
このHの形が、中で寝る二人に絶妙な距離感を生み出してて、Hだけどエッチじゃない
というコンセプトがすごく面白いと思っています。
 

出典:DOD

2つ目は「ソロソウルウォウウォウ」です。
ソロキャンプで焚き火をしながら熱燗飲んでるときなど、すごく良い感じのとき「イェー!」ではなく「ウォウウォウ」くらいのテンションが適当かと感覚的に思いました。 

そこでソロキャンプでの「ウォウウォウ」を発生させる装置、というコンセプトで作ったのが「ソロソウルウォウウォウ」というシェルターテントです。
 

ソロソウルウォウウォウ 出典:DOD

Twitterでは様々な人が「DOD」商品の面白ネームを報告し合っている。すべて紹介することはできないが、ちょっと並べると…「フタマタノキワミ」「スースーアンダーミー」「キッティンノ・カミーレ」「ぷちもえファイヤー」「ハンペンインザスカイ」などなど。
どんな商品か調べるとさらに「クスっ」と楽しめるのではないだろうか。

 

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