最新の捜査状況と今後の見通しを、道警記者クラブから伝えてもらいます。
<北海道警察本部にある記者クラブから福岡百キャップが中継>
今回の逮捕の決め手となったのが、焼却炉から見つかった妻・由衣さんの遺体の一部です。
鈴木達也容疑者は任意の事情聴取で「妻の遺体を焼却炉で数時間にわたって燃やした」などと話していましたが、遺体を焼いたとされる3月31日以降も、動物の死骸の焼却のために焼却炉が複数回使用されていました。
警察によりますと、焼却炉から押収された中には動物の骨も混じっていて、その中から由衣さんの遺体の一部が見つかりました。
それは灰状のものではなく、遺体の一部と確認ができる程度の大きさだったということで、裏付け捜査を進め、事件発覚から8日後の逮捕につながりました。
夫婦の間柄に関して、これまでに警察への相談歴はないということですが、捜査関係者によりますと、由衣さんは事件前、鈴木容疑者から「残らないよう燃やし尽くしてやる」と言われたと親族に伝えていました。
道警は、遺体が一部しか見つかっておらず、任意の取り調べに殺害もほのめかしていたことから、殺人の疑いも視野に捜査員141人体制の捜査本部を設置しています。
今後の捜査のポイントについてですが、捜査幹部は、今回集められた証拠が一つでもなければ、より長期化した可能性もあると話しています。
今後、発見された遺体の一部からどのような分析ができ、事件解明につなげる手がかりを見つけられるのかが焦点になりそうです。
4日連続で家宅捜索が行われた鈴木容疑者の自宅との関連性など、捜査は慎重に進められています。