学校法人開新学園で元職員による2億円を超える横領が発覚した問題について、学園側は再発防止策を公表し、元職員に対する刑事告訴と損害賠償を求める考えを明らかにしました。

開新学園によりますと、経理担当だった50代の女性の元職員が2008年7月から去年3月までに2億3860万円を横領。

元職員は「亡くなった前理事長の指示で、金は前理事長や関係者に渡した」と話したということです。

調査した第三者委員会は3月、「前理事長の関与は確認できなかった。私的流用などと推認するのが最も合理的」と報告。

調査結果を踏まえ、弁護士などでつくる再建委員会が再発防止の提言書をまとめ、30日に公表されました。

長年に渡って横領が分からなかった原因は〈監視監督すべき職員や学校長が職責を怠っていたため〉と指摘。外部の視点を入れる組織改革や人事の刷新、抜き打ち監査など不正発見機能の強化を理事会に求めています。

開新学園の甲斐 達也 理事長は「二度と不正を許さない客観的な仕組みを定着させたい」と述べ、元職員に対する刑事告訴と損害賠償請求訴訟を「早急に対応する」としました。

テレビ熊本
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