つづいては「みんなで防ごう熱中症」です。
鳥取県米子市の鳥取県消防学校でこの春、県内の消防局に採用された新人消防士たちが約半年間の研修を受けています。
その一環で命を守るため、現場での熱中症対策について学びました。
米子市の鳥取県消防学校。
この春県内の消防局に採用された新人消防士27人が研修を受けています。
大塚製薬米子出張所・梅野聖士所長:
本格的な暑さ来るの5月から6月に、トレーニングを始めて頂くことで、汗をかきやすい体に。
この日は、消防や救急の現場での熱中症対策について説明を受けました。
火事や救急などの現場に立つ消防隊員の仕事はいわば「体力勝負」。
新人たちはまず、過酷な現場に耐えられる体力を養いながら現場を想定した訓練に取り組んでいます。
新人消防士:
訓練はすごくしんどいです。
水がめちゃくちゃおいしいです。
火事の現場では着用するのが「防火衣」と呼ばれる装備。
炎や高温から体を守るため気密性の高い特殊な素材でできていますが、重さはおよそ10キロ、動くだけでも体力を削られます。
さらに体の熱を外に逃しにくい構造になっているため、季節を問わず、熱中症への注意が必要です。
新人消防士:
サウナの中みたいな感じですね。
動くだけでもすぐ汗かいて、蒸されたかんじがします。
熱中症予防の講習会ではこまめな水分補給など基礎的な対策に加え、「消防士特有の熱中症リスク」についても説明がありました。
大塚製薬米子出張所・梅野聖士所長:
深部体温の上昇を抑えていただくこと、適切な水分補給を行うこと。
防火衣やヘルメットを装着することで体温が急激に上昇し、命に関わる重度の熱中症に陥る恐れもあることから予防策としてこまめに体をひやしクールダウンするよう強調しました。
新人消防士1:
市民の方々を助ける上で自分自身が(熱中症の)症状に陥ってしまっては、意味がないので、しっかり予防していきたいです。
新人消防士2:
本日学んだ脱水の兆候をしっかり仲間同士で確認しあっていければと思っています。
大塚製薬米子出張所・梅野聖士所長:
皆さんのために活動されると思いますが、自身のこともしっかりと考えて頂ければと思います。
過酷な現場で人の命を守る消防隊員たち…
これからその最前線に立つ新人たちも「自分の命は自分で守る」を合言葉に熱中症予防への意識を高めていました。