原爆投下後、被爆者の治療が行われた「旧広島逓信病院外来棟」が、原爆資料館の付属の展示施設としてリニューアルしました。

広島市中区東白島町にある「旧広島逓信病院外来棟」は爆心地からおよそ1.4キロに位置する被爆建物です。

30日午前に行われた記念式ではまず、黙とうが捧げられ犠牲者を悼みました。

【テープカット】
「どうぞ~拍手」

全面リニューアルした資料館では、当時の職員の遺族が提供したおよそ60点の貴重な資料や写真が展示されています。

原爆投下後自らも被爆しながら不眠不休で救護にあたった医師や看護師が医薬品も無い中で、未知の”放射線被害”と向き合った当時の惨状を伝えます。

【写真を提供した遺族 檜井孝夫さん】
「(父が)非常に几帳面に保管していたのでそれを私が世の中に出せたことでほっとしたというか。病院という被爆建物でしか伝えることができない重要な事実かなと思います。記憶にとどめるのは重要じゃないかと思います」

被爆者が高齢化する中、原爆資料館の付属展示施設として本川小学校や袋町小学校の資料館とともに被爆の継承に活用される方針です。

【原爆資料館 石田芳文館長】
「原爆がもたらしたものをいろいろな視点でご覧いただくことで被爆の実相をより深くご理解いただけるのではないかと思っています」

「旧広島逓信病院外来棟平和資料館」は、5月1日オープンし、無料で見学できます。

テレビ新広島
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