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シロカのホームベーカリーシリーズは、2010年に初代モデルを発売以降、作れるメニューやおいしさ、外観のデザインなど様々なアップデートを重ね、これまで全20機種以上を販売してきました。手軽に焼きたてのパンが自宅で楽しめる点や、添加物を気にせず自分の選んだ材料でパンが作れる点、パン以外にも活躍するメニューの豊富さなどに好評をいただき、国内累計出荷台数150万台を突破*した人気のシリーズです。
中でも、2022年に発売した“おうちベーカリー”シリーズは、シロカのフラッグシップモデル。少人数のご家庭でも食べ切りやすい1斤サイズのパンが作れる「おうちベーカリー ベーシック」と、1斤・1.5斤の両方に対応し、ベーシックよりもパン以外のメニューがさらに充実した「おうちベーカリー ベーシック プラス」の2モデルを揃えています。
この度、“さらなるおいしさ”と、“より安心なものづくり”の2点を追求して「おうちベーカリー ベーシック」、「おうちベーカリー ベーシック プラス」両機種をリニューアル。どのようにして“おいしさ”と“安心”を実現したのか、その開発の裏側をお届けします。
▼プレスリリース
【写真】レシピ担当 山本雪子
2022年に発売してから約3年が経過していた「おうちベーカリー ベーシック」と「おうちベーカリー ベーシック プラス」。多くの方にご購入いただいてきた人気製品であり、当初も“手軽さ”と“おいしさ”に注力して開発した製品ではありましたが、今回「さらにおいしさを追求できないか」、そして将来を見据え「製造過程までより安心していただけるものづくりのためにできることはないか」、との想いでリニューアルモデルの開発が動き出しました。
“小麦の甘みを感じられる、しっとりとした生地”を目指して。
まず取り組んだのが、パンケースの見直しでした。これまでのモデルでは、金属の板に圧力をかけ、曲げて成型する「プレス成型」のパンケースを使用しており、厚みは1mmほど。もちろんこれでも失敗なく、おいしいパンを焼き上げることができていましたが、こねや焼きの工程にかかわる要素を一から見直すことで、「もっと小麦本来の甘みを引き出せるのではないか」「もっときめの細かい生地になり、しっとりとした食感に仕上がるのではないか」という想いが生まれたのです。そこで今回は、シロカのホームベーカリーシリーズでは初となる、アルミを金型に高圧で流し込み高精度に仕上げる「アルミダイキャスト製」の2mmの厚釜パンケースを採用することに。パンケースを厚くしたことで、その分蓄熱性が高くなり、熱がじっくりと均一に伝わるようになりました。
蓄熱性の向上によって、焼きの工程でパンの立ち上がりが良くなり、よりしっとりとした生地に仕上がるように。「逆に立ち上がりが良くなりすぎて、天面にくっついてしまうという課題も生まれたほどでした」と、レシピ開発を担当した管理栄養士の山本は語ります。
【写真】左:旧パンケース(厚み:1mm)/右:新パンケース(厚み:2mm)
“より安心なものづくり”のための一歩。
厚みだけではなく、パンケース内側のコーティングにも着目。これまでのモデルでは「フッ素樹脂コーティング」を使用していましたが、今回のモデルから「セラミックコーティング」に変更することに。
これまでのパンケースに使用していたフッ素樹脂コーティングも、安全性には全く問題のない素材であり、引き続き安心してお使いいただけます。しかし、製造の過程に目を向けると、フッ素の「分解されにくい」という性質が、工場排水などを通じて河川や土壌へ影響を与える可能性も指摘されており、欧米を中心に規制が進んでいます。そこでシロカでは将来を見据え、環境に配慮した“より安心なものづくり”を目指したいという想いから、セラミックコーティングへの変更を決めました。
コーティングを変更したことで生まれたのが、「生地がパンケースにくっつく」という課題。
「検証の初期段階では、生地がパンケースにくっついてしまってうまくこねられず、発酵不足になってしまったり、焼き上がりのパンの形状が良くなかったりしていました。特に、羽根が届きにくいパンケースの隅に生地が残ってしまうことが一番の課題でした」(山本)
【写真】左:フッ素樹脂コーティングのパンケース/右:検証初期段階のセラミックコーティングのパンケース
生地がパンケースにくっつくことで、生地がまとまらず、羽根の回転によってむりやりちぎるようになってしまっていたのです。この課題を解決し、しっかりと混ぜ切れるようにするために、パンケースの形状から見直すことに。
まず、パンケース底面の角を丸くして四角から円形に。さらにパン羽根の形状と位置も変更することで、パン羽根がパンケースの全周・隅まで届くように調整しました。これにより、隅に生地が残ることなく、生地をしっかりとそぎ取りながら中心部まで混ぜ切れるようになりました。
【写真】左:旧パンケース(底面が四角形)/右:新パンケース(底面が円形)
【写真】左:旧パン羽根/右:新パン羽根(軸の中央まで羽根が重なる形状に)
パンケースの変更だけでなく、「こね」や「焼き」といった調理工程の各プログラムも、各メニューに合わせて一つずつ見直し。「おうちベーカリー ベーシック プラス」1機種だけでも、全メニューの検証を行うために約2ヶ月半の間朝から晩まで一日中パンを焼いていたと言います。
きめが細かく、外はサクッと中はしっとりとした、香ばしく焼きあがる食パンを安定して作れるよう、「こね」「発酵」「焼き」のすべての工程のバランスを見直し、全体のプログラムを変更していきました。中でも、特に大きく変更したのが「こね」のプログラムでした。
「これまでのモデルでは『一気にこねる』か『少しずつこねる』かの2種類しかこねのパターンがありませんでした。“こね”と一口に言っても、パン生地を作る各段階によってその目的は異なってきます。目的に合った動きにするために、今回は新たにこねのON・OFFを細かく切り替えるプログラムに調整しました。メニューに合わせて複数のこねのパターンを用意することで、より緻密なこねを実現し、きめの細かい生地に仕上がるようになったんです」(山本)
これらの変更によって、以前と同じ材料を使っても甘みがよりしっかりと引き出されるようになり、小麦の香りとやさしい甘さとのバランスがとれた、食べ飽きない味をかなえました。
“お店で買うパン”を“おうちで手軽に楽しめるパン”に。
今回のリニューアルでは、おいしさの追求に加え、新たなメニューも追加しています。
両機種ともに追加したのが、「ベーグル生地」メニュー。バターや卵、牛乳を使わないシンプルな材料で、低カロリーかつ低脂質で“罪悪感の少ないパン”として近年注目度が高まっているベーグルは、2026年のトレンドパンとしても名前が挙がっています。トレンドを意識しつつ、”お店で買うような本格的なパンも、自宅で手軽に楽しんでほしい”という想いで新たにメニューに加えました。
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「ベーグルは乳製品不使用で、普通のパンと比べても低カロリーなので、ヘルシー志向の方でも楽しんでいただきやすいパンではないでしょうか。生地は37分と短時間でできあがるので手軽に挑戦していただきやすいですし、その後の成型や焼成等の手作業の工程もお子さんなどと一緒に楽しんでいただけたらと思っています。生地に混ぜ込む具材次第で、甘いおやつ系のベーグルも、しょっぱいおかず系のベーグルも、どちらのアレンジも楽しんでいただきやすいよう、生地自体は“甘い”にも“しょっぱい”にもどちらにも偏らないやさしい味を目指しました。焼き立てがおいしいのはもちろんですが、作った翌日や、冷凍して後日楽しみたいという場合でも、トースターでリベイクすれば焼き立てと変わらない味が楽しめるよう、もっちり感があって時間が経ってもおいしい生地を目指しました」(山本)
「おうちベーカリー」で、憧れの“焼き立てパンのある暮らし”を。
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さらにおいしさが向上し、新たなメニューも楽しめるようになった「おうちベーカリー ベーシック」と「おうちベーカリー ベーシック プラス」。
お店のような本格的なパンをおうちで作って、パンの焼き上がるしあわせな香りで目覚める、“焼き立てパンのある暮らし”を始めませんか?
▼「シロカのものづくり」について詳しくはこちら
https://www.siroca.co.jp/corporate/monozukuri/
* 2010年7月~2025年6月までのシロカのホームベーカリーシリーズの国内累計出荷台数(当社調べ)
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