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出会いと挑戦——デンマークと広島をつなぐハンバーガーの物語

世界が認めたデンマークのハンバーガー

一口のチーズバーガーが、人生を変えた——。


「ガソリングリル(Gasoline Grill)」はコペンハーゲン発のハンバーガーショップで、2017年、アメリカのブルームバーグ社が選ぶ「世界トップ27バーガー」に北ヨーロッパで唯一選出されたお店です。


創業者はデンマーク人のクラウス・ウィットラップ氏。16歳でアメリカ留学中に出会ったチーズバーガーのおいしさが忘れられず、その味を再現したいという思いから、自らハンバーガーショップを開業。オーガニックで地元食材、ハンドクラフトのおいしさにこだわったクラウス氏のハンバーガーは、国内はもちろん、海外からも多くの人々が集うお店となっています。


    左:オーナーのクラウスさん(左側)/右:チーズバーガー

    ガソリングリル1号店。店名の由来はガソリンスタンドの跡地にできたことから


「基本情報】

  • コペンハーゲン市内で10店を展開。駅や空港、サッカースタジアム、文化施設などにお店を構える
  • ハンバーガーの一日の平均売上個数は約4000個、地元のお客様ははじめ観光客にも人気
  • おいしさへのこだわりは材料がオーガニックとデンマーク産であること。味の決め手になる牛肉100%パテは毎日店ごとに肉を挽いており、バンズには食感と味を特長づけるためじゃがいもが使われている

日本での初出店のきっかけ・運命的な出会い

実はアンデルセングループは、ガソリングリルと開店当初からのご縁をいただいています。ハンバーガーのバンズ製造委託先にと声をかけていただいたのがはじまり。アンデルセンベーカリーは、バンズの開発から製造までを担い、2016年の開業以来、10年にわたり関係が続いています。


妥協を許さないクラウス氏のクオリティを実現するパートナーとして選んでいただき、このたび長年のパートナーシップから日本出店の機会をいただきました。


プロジェクト始動

2026年1月7日、広島アンデルセンにプロジェクトチームが発足。この日、担当者の顔合わせとPOPUPに向けた話し合いが進められました。製造、サービス、企画、デザイン、海外事業担当などさまざまな職種の11名がチームに。毎年6月に行われる「デンマークフェア」の柱となる取り組みとして、お客様にどのような体験や楽しみをお届けするか、意見交換が行われました。



第1章:現地の味を追い求め——コペンハーゲンへ

プロジェクトが動き出してすぐ、2026年1月23日、広島アンデルセンの料理長・中川幸二シェフがコペンハーゲンへ向かいます。クラウス氏から直接、ハンバーガーづくりを学ぶためです。


「パテを焼く音、バンズの香り、オープンキッチンで自分のハンバーガーが作られていく様子——すべてが"体験"として、お客様に届いていることを強く感じました。印象的だったのは、食材へのこだわり。海外からの輸入に頼らず、すべてデンマーク産のオーガニック食材を使用していて、『本物のおいしさへのこだわり』を感じました」と中川シェフ。


そして、クラウス氏は本当に温厚で優しく、ハンバーガーを心から愛していること、何よりアンデルセン・デンマーク店との深い絆を現地で感じたといいます。



第2章 広島の地で、おいしさを探しに

発足当初からプロジェクトチームには実現したい夢がありました。


それは、「ガソリングリルを日本の皆さんにお届けするのであれば、味の再現にとどまらず、地元の食材を使うということ。大切にされているガソリングリルの考えに倣い、広島ならではのハンバーガーを日本の皆さんにも楽しんでいただくものにしよう」というものでした。


デンマークで愛されるハンバーガーの味の再現と、広島の食材、この2つをキーワードに、ハンバーガーづくりがスタートしました。


本当にそんなことが実現できるのか手探りの中、プロジェクトは3月のクラウス氏来日に向けて、広島の食材を求める旅に出ます。


2026年2月2日:野菜づくりをお願いしようと脇農園様(東広島)へ

笑顔で迎えてくれたのは、脇さんご一家。先代から受け継いだ土づくりの想いを大切に、ネギやピーナッツをはじめ、個性あるさまざまな野菜づくりに挑戦されています。


案内された畑は、これからトマトを植えるという畑。土の上には、昨年栽培されたトマトの茎を熟成させたものやコーヒー豆の皮(チャフ)が敷かれていました。


「今は、微生物が土を作ってくれているんですよ」


脇 伸哉さんの言葉に、一同は思わず土を見つめました。


目には見えない小さな「職人たち」が、コツコツと土を柔らかくし、栄養を届けやすくしている——これを「団粒化」と呼ぶのだそうです。長年この土地で根付いてきた微生物と一緒に、野菜に合わせて、その野菜たちが喜ぶ土を育てることを野菜づくりの考えとしている、と脇さんは語ります。



見学の後、自慢の白ネギとピーナッツをいただきました。火を通した白ネギは、箸で持ち上げるととろりと柔らかく、口に入れるとふわっと香りと甘みが広がりました。茹でたピーナッツは、ほくほくと香ばしく、深いコクが口いっぱいに広がります。


「おいしい野菜は、土づくりから」——脇さんの言葉が、すとんと腹に落ちた瞬間でした。



2026年2月5日:バターをお願いするためにサゴタニ牧農様(佐伯区湯来町)へ

久保 宏輔 副社長と竹田 菜穂子さんに迎えられ、約120頭の牛が暮らす牧場へ向かいました。


生まれたばかりの子牛たちが、自由にのびのびと歩き回っています。

「牛たちが幸せであることを大切にしています」——久保副社長の言葉は、やさしく、そして力強いものでした。


牧草地では、久保副社長がイタリアンライグラスを手に取り、こう言いました。

「ここの牧草は、人が食べてもおいしいんですよ」


試しに口に入れてみると——甘い!


中川シェフも「牛はこんなにおいしいものを食べて育っているんですね」と思わず驚きの声を上げました。



そして、今回お願いしたかったバターを試食。

「バターバーガーに使うバターをお願いしたいんです」と中川さん。


サゴタニ牧農のバターは、乳くささがなく、風味豊かですっきりとまろやか。対してデンマークのバターは、色も味も濃厚で力強い。それぞれのよさがありました。

いくつか議論が重ねられる中、

「何かを加えてハンバーガーに合わせる方法もありますが、やっぱり本来のよさを活かしたいですね」と。


さっき丘で見た牛たちの幸せな姿、おいしい牧草——すべてがバターの味わいにつながっている、それを楽しんでいただくのが本当のおいしさではないか。

まだ見ぬハンバーガーづくりにメンバーは思いをはせました。



▶次回後編では、クラウス氏来日後の試作の日々、念願の完成、そして「Hiorshimaバーガー」に込めた想いをお伝えします(2026年5月14日配信)。



広島アンデルセン

【公式HP】https://www.andersen.co.jp/hiroshima/

【公式SNS】https://www.instagram.com/hiroshima_andersen_official/


■関連情報

【リリース】デンマーク発の人気ハンバーガー「ガソリングリル」が広島アンデルセンに期間限定で登場(6/1-6/30)!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000009964.html







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