クマの駆除で猟銃の所持許可を取り消されたハンターに対し、北海道公安委員会が謝罪し、猟銃を返還することがわかりました。

 砂川市のハンター池上治男さんは2018年、市の要請を受けてクマを駆除しましたが、建物がある方向に発砲したとして、2019年に北海道公安委員会から猟銃の所持許可を取り消されました。

 池上さんは処分の取り消しを求めて提訴。最高裁は3月27日、二審の札幌高裁判決を破棄し、北海道公安委員会の処分を違法とする判決を言い渡しました。池上さんの逆転勝訴が確定しています。

 判決を受け、鈴木直道知事も「判決も出ているわけですから、ここは速やかに対応することが必要」と述べ、猟銃の早期返還を求めていました。

 池上さんの代理人弁護団によりますと、北海道公安委員会から連絡があり、4月9日にも公安委員会が池上さんに謝罪したうえで猟銃の返還を行うということです。

 市の要請に応じてクマを駆除したにもかかわらず、約7年にわたり猟銃を取り上げられていた池上さんに、ようやく銃が戻ることになります。

北海道文化放送
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