イラクの首都バグダッドで親イラン民兵組織に誘拐されていたアメリカ人ジャーナリストが7日、解放されました。
これに先立ち、イランで3年半、拘束されていたフランス人2人が解放されていて、イランからアメリカへのシグナルだった可能性があります。
アメリカ国務省は7日、3月31日、イラク・バグダッドでイラン系民兵組織カタイブ・ヒズボラに誘拐されていたアメリカ人ジャーナリスト、シェリー・キトルソンさんが解放されたと発表しました。
民兵組織側もキトルソンさんの動画を公表し、解放すると明らかにしたうえで、「直ちにイラクを出国しなければならない」と警告しています。
キトルソンさんはバグダッドを拠点に取材活動を行うフリージャーナリストで、シリアやウクライナなどでの取材経験があるということです。
これに先立ち、フランスのマクロン大統領は7日、スパイ容疑のため2025年から3年半、イランで拘束されていたフランス国籍の男女計2人が解放されたと発表しました。
オマーンの仲介で解放が実現し、2人はフランスへの帰国の途についているとしています。
また、イランで現地当局に拘束され、首都テヘランのエビン刑務所に収監されていたNHKのテヘラン支局長とみられる日本人が保釈されたことも明らかになっています。
2週間の停戦同意前に行われたイランによる相次ぐ解放は、交渉をめぐり、不信感を抱くアメリカ側へのシグナルである可能性があります。