豊臣秀吉の朝鮮出兵のころ、名護屋城下で流行し全国に広まったとされる「名護屋帯」を復元し、博物館に寄贈した唐津市の女性に感謝状が贈られました。
県知事からの感謝状が贈られたのは唐津市の伊藤百合子さんと伊藤さんが代表を務める「名護屋帯保存会」です。
「名護屋帯」は絹を丸打ちという技法で編み上げた全長5メートルにもおよぶ組紐の帯で、腰に幾重にも巻いて使っていたとみられます。
豊臣秀吉の朝鮮出兵のころ、名護屋城下で流行し布陣していた武将らが故郷へ持ち帰ったことから全国に広まったとされています。
名護屋帯はその後、生産が途絶えていましたが、伊藤さんが40年ほど前に当時の鎮西町の依頼を受けて復元しました。
このほど保存会とともに、復元した帯と当時の様子が描かれた屏風を県立名護屋城博物館に寄贈しました。
【伊藤百合子さん】
「肥前名護屋帯というものがこんなものですよというのを、皆さんにわかっていただければうれしいなという気持ちで寄贈させていただきました。その当時のファッションを考えながら見ていただければ何よりの事だと考えております」
寄贈された名護屋帯と屏風は博物館で展示されています。