弥生時代や遺跡に関心を深めてもらおうと吉野ヶ里歴史公園に新たに登場したのは実寸大の「甕棺墓」。県内外から訪れた人が中に入り約2000年前に思いをはせました。

【吉冨綾花リポ―ター】
「こちらは弥生時代、福岡と佐賀でのみ作られていたとされる墓です。ここに入る体験をすることができます。寝そべってみるとかなり広いです。私は弥生時代の人の平均身長とほぼ同じ150センチなんですが両手を広げてもかなり余裕があります」

吉野ヶ里歴史公園の展示室に登場したのは今から2000年前の姿を再現した「甕棺墓」の模型です。
今から37年前吉野ヶ里遺跡の北墳丘墓で有柄細形銅剣やガラス管玉が入った「甕棺墓」が見つかりました。
遺跡を象徴する発見の一つで「吉野ヶ里フィーバー」にもつながりました。
今回モデルとなったのはまさにその「甕棺墓」。
吉野ヶ里遺跡で見つかった約3100基の中で「北墳丘墓」の18基は元々全体が黒く塗られていたことが分かっています。

【県文化課文化財保護・活用室 渕ノ上隆介さん】
「こういう黒く塗っている甕棺っていうのは全体に比べて非常に少ない数。ガラスの管玉などを副葬しているので比較的有力な人のお墓だろうと考えています」

訪れた人たちは早速中に入って約2000年前に思いをはせていました。

【兵庫県から】
「古代を感じますね」
「新しかった」
「斬新ですね」
「斬新です」
【北海道から】
「蚕になった気分というかちょっと落ち着く空間でした。先人の方々はすごい歴史を感じながら生きてきて、我々がいるんだなと感慨深い体験ができました」
【県文化課文化財保護・活用室 渕ノ上隆介さん】
「やっぱりそれだけ大きなものをわざわざ作って作る技術も非常に難しいと思いますのでやっぱりそこまでしてでも遺体をきれいに保存したかったっていう気持ちが当時の人はあったんだと思う。ぜひ皆さんこの甕棺に入りに来てください」

甕棺墓体験は開館時間であればいつでもできるということです。

サガテレビ
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