佐賀県警の科学捜査研究所の元職員が不正なDNA型鑑定を行い、証拠隠滅などの罪で起訴されている問題。元職員が不正発覚後も鑑定資料の不適切な取り扱いが“可能だった”ことが新たに分かりました。

県警の不正なDNA型鑑定をめぐっては、科捜研の元職員、冨永剛弘被告42歳が証拠隠滅などの罪で起訴されています。
これまでの県警の発表では、不正発覚後のおととし10月以降、冨永被告は鑑定作業を外され、別室の執務室で事務作業を行っていました。
しかし起訴状によると冨永被告は、不正が発覚し事務作業のみを行っていた去年1月ごろにも、不正を続けていた疑いがあったとしています。
県警は事務作業の内容について、冨永被告が鑑定後の資料を警察署に返還するための整理を行っていたと説明。
そのため、冨永被告が鑑定資料を不適切に取り扱うことは「可能であったと考えている」としました。

【佐賀県警 福田英之本部長】
「現時点におきまして、まずは公判を通じて起訴状記載の事実の認定がどのように行われたのかについて確認する必要があると考えております」

また再発防止に向けては、法医学や組織管理に詳しい外部の有識者を招き、指導や研修の場を設けたなどと説明しました。

サガテレビ
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