4月1日から2026年度が始まります。
身近な暮らしに関わるところでも新たに始まること、変わることがあります。
この4月から変わることを3回シリーズでお伝えします。
1回目の今回は、櫃田記者とお伝えします。
櫃田優果記者:
4月1日から、身近な乗り物、「自転車のルール」が変わります。
改正道路交通法が4月1日に施行され、交通反則通告制度いわゆる「青切符」制度が自転車にも導入されます。
高校生を含む16歳以上の人が信号無視や一時不停止などの違反をした場合、警察官から「青切符」が切られ、反則金を納めることになります。
アナウンサー:
自動車やバイクと同様の扱いになるわけですね。
「青切符」、導入の背景には何があるのでしょうか?
櫃田優果記者:
自転車が絡む交通事故は、全国では最近5~6年は7万件前後と横ばい傾向です。
山陰両県では、2025年1年間に島根県で98件、鳥取県で96件と10年前に比べ減少しましたが、依然として後を絶ちません。
アナウンサー:
自転車が関わる事故は減っていないんですね。
櫃田優果記者:
警察が取り締まりを強化し、ここ数年は検挙件数が増えています。
また2024年に起きた自転車乗車中の死亡・重傷事故のうち、約7割は自転車側にも法令違反がありました。
「青切符」導入の背景には、「反則金」という目に見える形で違反者の責任を問えるようにすることで自転車の交通ルール遵守を図り、事故を防ぐ狙いもあります。
アナウンサー:
ではどのような行為が対象になるのでしょうか?
櫃田優果記者:
違反対象の行為は、合わせて「113」あります。
自転車に乗りながらの携帯電話使用は、最も高額の反則金1万2000円。
信号無視や右側通行などは6000円。
無灯火、イヤホン使用などには5000円が科されます。
アナウンサー:
こうした違反をした場合、即「青切符」となるのでしょうか?
櫃田優果記者:
警察庁が公表したガイドラインによりますと、まずはこれまで通り「指導警告」を行いますが、警察官の警告を無視する、同時に複数の違反行為がある、そしてスマホを注視する、ブレーキの不良など、遮断機の降りた踏切への侵入など、悪質な違反の場合には青切符を切ることがあるということです。
また16歳未満の場合には、これまで通り指導警告が行われます。
アナウンサー:
運転免許がなくても乗れる自転車ですが、『守るべきルールがある』、「青切符」の導入でこの意識が改めて広がればと思います。
「4月から変わる」のコーナー、31日は松江市で始まる路線バスの共同運行についてお伝えします。