テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返る「あの日のきょうにずきゅん」。1年間にわたってお送りしてきましたが、今回が最終回です。
今から10年前の2016年3月、広島駅前の『猿猴橋』が大正末期の建造当時の姿に復元されました。
2016年3月、復元工事が進められてきた広島市南区の猿猴橋が、ついに完成しました。
地球儀の上で羽ばたくタカは縁起がよく、めでたいことの象徴。
透かし彫りの欄干は橋の名前にちなみ、サルをモチーフにしています。
渡り初め式では橋の復元に力を尽くした地元住民らが完成の喜びを踏みしめながらゆっくりと歩みを進めていました。
猿猴橋は大正時代、コンクリート製に架け替えられた際、豪華な飾りがほどこされましたが、戦時中、金属を集めるため、すべて取り外されました。
橋は原爆の被害にあいながらも市民の暮らしを支え続けました。
【猿猴橋復元の会・大橋啓一 会長(当時)】
「感無量です。復元されることで広島も生き返ったという感じがします。皆さん渡ってほしいです」
広島で最も古い橋と言われる猿猴橋。広島の玄関口としてまた新たな歴史を刻み始めました。