理系への進学や、未来のキャリアを思い描けるように女子中高生が企業体験ツアーに参加しました。
カカオ豆の中身を見てみたり、顕微鏡をのぞき込んだり。
山田進太郎D&I財団が主催する「Girls Meet STEM」は、企業などが女子中高生を対象にさまざまな企画を提供するツアー形式のプログラムです。
26日は、約30人が明治の研究所を訪れました。
高校2年生:
食品関係の仕事に就きたいが、仕事をしている人と話す機会がなかった。
プログラムの目的は、理系などの職業に関心を高めてもらうこと。
そこで明治は、体験を軸にしたツアーを用意しました。
参加した学生は、カカオ豆からチョコレートができる工程を学び、味の異なるチョコレートを試食。
さらに、どちらの甘味が強いかを当てるクイズや、顕微鏡で乳酸菌の観察なども行いました。
中学1年生:
菌に興味があるので、(体験を通じ)理系の会社というか、そちらの方面に行きたいと強く思った。
この取り組みでは、他にもZOZOのAR技術や、科学機器メーカーで研究設備に触れる体験会など、各社が趣向を凝らし学生の興味を引き出すツアーを展開しています。
参画する企業も2年前の16から129へと大きく増加。
背景には、伸び悩む理系女性の割合があります。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、日本は大学などの高等教育機関に入学した学生のうち、理工系学部の女性の割合が加盟国の中で最下位です。
要因の1つには、ロールモデルとの交流の少なさがあり、明治のツアーでは女性社員とのディスカッションも実施されました。
高校2年生:
将来グミを開発したいんだけど、今何をすればいいですか。
グミ担当者:
グミ以外のはやりを敏感にキャッチして、それを商品に落とし込むにはどうしたらいいかを考えるようにしようと、ちょうどグミの部署のみんなと最近決めた。
リアルな体験や交流を通じ、理系への新たな価値観を育てるツアー型プログラム。
明治 人事部 専任課長・平田学さん:
数学や理科を学校で勉強するが、それが最終的に世の中にどのようにつながっていくのかを(知ってもらう)きっかけになればと感じている。