3月27日の福島県内は気温が上昇し、各地で桜の開花が進みそうです。一方、中東情勢の影響で軽油やプラスチック製品など、身近なものへの影響も懸念されています。福島テレビの斎藤恭紀気象予報士が解説します。
■身近な製品に影響も
県内の運送会社からは、軽油の残量が危ういとの声が寄せられています。国交大臣の会見によると、一部の石油販売会社がタンクローリーによる大口購入者向けの軽油販売を停止、または数量制限を行っており、調達が難しくなっている状況があるということです。
また、水道メーターの部品を製造する職場からは、成形する材料費が高くなっているという報告もありました。水道メーターの部品にはプラスチックや塩化ビニールが使われており、物資高騰の影響を受けています。
これらの製品は、「ナフサ」を原料としています。日本はナフサの輸入の半分弱を中東に頼っているため、中東情勢の影響を直接受けてしまう形です。
石油化学工業協会は「全体で約2カ月、主要な製品は3〜4カ月程度の在庫があるため、直ちに供給困難となる状況ではない」としており、冷静な対応を呼びかけています。
■3月27日の天気と桜の開花予想
【会津地方】
比較的暖かい朝となりそうです。雨上がりで気温が15度を超え、風も少し出るため、花粉は爆発的に飛散しそうです。
【中通り北部】
週末までは花粉の飛散に注意が必要です。福島市街のソメイヨシノが開花しそうです。
【中通り中部】
二本松市の鏡石寺や本宮市の日輪寺など早咲きの桜は、つぼみがまだ固いため明日の開花はなさそうです。
【中通り南部】
矢祭町の戸津辺の桜は3、4分咲きまで進み、週末には見頃を迎えそうです。この土日は矢祭町へのお花見ドライブがおすすめです。
【浜通り】
小名浜の桜が開花しそうですが、海風の影響で気温はあまり上がらない見込みです。
■週末・来週の天気
この土日も大陸性の移動性高気圧に覆われ、暖かく良い天気になりそうです。来週も春の陽気が続き、寒の戻りはないとみられています。
福島の桜は日曜日までには咲き、今年はすぐに見頃を迎えそうです。火曜日にはまとまった雨が予想されています。
※2026年3月26日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。