昆虫たちの生態をはじめとして、自然科学への興味を刺激してくれる福島県須賀川市の『ムシテックワールド』は、子どもたちの学び場としても人気の施設。
ここでは4月1日から入館料が、小・中学生100円から200円に、高校生・大学生が200円から400円に、大人が410円から600円に変更になる。
年間・約1億2000万円の維持費用をまかなうべく、消費税が上がった2019年以来、約6年半ぶりの改定に踏み切った。

ムシテックワールドだけでなく、図書館や遊び場を備えた『交流センターtette(テッテ)』が開館8年目にして初めての値上げとなるなど、物価高のあおりを受け、須賀川市内で10の施設が4月1日から利用料金を値上げする。

2024度は7万人に迫る来場があったムシテックワールド。須賀川市は民間企業などへの売却も視野に、施設存続の方向性を探っている。
来館者からは「去年は年間パスを買ったのですが、値上げは仕方ないのかなと思う」「少し値上げしても、いろいろな体験ができるので来たい」との声が聞かれた。

ムシテックワールド常務理事の星田弘美さんは「当然、我々は継続でこの施設を守っていきたい。来年度一年間はその勝負の年。おじいちゃん、おばあちゃんになってもムシテックでの体験・ものづくりを楽しんでいただける施設にして、講座を増やしていきたい」と話す。
市のシンボルを守るため、物価高との戦いが続く。

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福島県内では、須賀川市以外の12の市では3市が公共施設の料金値上げを予定している。
郡山市では2027年度から約250の施設で見直しを予定しているという。また矢吹町では「あゆり温泉」などの料金見直しを公表している。
エネルギー価格の高騰もあり、私たちの生活への影響はまだまだ続きそうだ。

福島テレビ
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