原油の高騰で価格が上昇したガソリン。補助金などの効果で1リットルあたりの全国平均は3月23日時点で177.7円と、史上最高値だった前の週より13円程値下がりしています。高知の現状を取材しました。
西森純子 記者:
「中東情勢の悪化によって上昇していたガソリン価格。県内では今どうなっているのでしょうか」
さんさんテレビにほど近い高知市若松町の藤本石油。こちらでは3月12日にレギュラーガソリン・1リットルあたり29円の値上げに踏み切り「185円」としていましたが、23日から「179円」と6円値下げしました。
3月19日に元売り各社に対する政府の補助金が再開されたことを受けての対応です。26日に給油に訪れた人はー
給油に訪れた男性:
「助かりますけど、もうちょっと下がってほしい。150円位の時はだいぶ余裕ができたんで、それぐらいになったら会社的にはだいぶ助かると思います」
石油情報センターの発表によりますと、先週16日時点の県内のレギュラーガソリン平均小売価格は1リットルあたり185円台と、全国平均に比べて5円ほど安くなっていました。しかしここにきて県内の平均は179円と、全国平均の177.7円を上回る価格です。
ガソリン価格は店によって違うのか。取材班は高知市を車で回ってみました。
西森 記者:
「高知市介良です、こちらのスタンド、レギュラー174円ですね。安いです。こちらのガソリンスタンドも174円ですね」
南国バイパスでは県内平均価格の179円より3円から5円安い店が多く見られました。
西森 記者:
「高知市南御座に来ました。今まで見た中で一番安いレギュラー1リットル171円になっています。車が結構来ていますね」
高知市中心部では180円台の店もありましたが、取材で回った範囲ではおおむね県内の平均より安い価格でした。
レギュラーガソリンの価格を全国平均で170円程に抑える方針の政府は、3月26日から国が持つ石油備蓄の放出を始めたほか、1リットルあたりの補助金を4月1日まで48.1円に増額します。
藤本石油・北村健治マネージャー:
「原油が高止まりになってるんでその分の差し引きで何円位かは安くなると思う。また来週ぐらいには、4、5円くらいは安くなるんじゃないかという感じです」
高知県石油業協同組合によりますと「県内では今日から安くなっているガソリンスタンドもあり、来週から徐々に価格が下がるのでは」と見ていますが、中東情勢や補助金がいつまで続くかなど、先行きは見通せないとしています。