中東情勢の影響で燃料価格が世界的に上昇する中、ほほ笑みの国・タイでは電気自動車などの注目度が高まっています。
日本や中国など40を超える自動車やバイクのブランドが最新モデルを展示する「バンコク国際モーターショー」。
原油高を背景に、各社燃料代を抑えられる車のPRに力を入れていました。
日産は、ミニバンやSUVを中心としたハイブリッド車で燃費性能の高さをアピール。
日産の担当者:
(中東情勢の影響で)タイのお客さんは燃費をより意識するようになっています。
また、マツダはタイで新たに販売する新型のEV(電気自動車)を披露しました。
マツダの担当者は「現在予約受付中で非常に好評です。去年11月のモーターエキスポでの発表以降、すでに4000件以上の予約が入っています」と話します。
タイでは観光客に人気の食堂や屋台でも、原材料の輸送費や容器代が上昇。
また多くの寺院で、遺体を火葬するために必要な燃料が不足する事態となっています。
モーターショーの来場者の多くも関心は「燃料代節約」です。
来場者からは「最近は給油のために走り回らなければならず、給油制限もあります」「ガソリン代が高いので、家族用にEVの購入を検討中です」といった声が聞かれました。
燃料代節約の流れはこちらでも。
世界有数のバイク大国といわれるタイでは、原油高の影響で電動バイクの人気も急上昇。
こちらの販売店ではイラン情勢が悪化する前は、ひと月の販売台数は3台から5台程度でしたが、戦闘開始から1カ月もたたないうちに10台ほど売れたといいます。
電動バイク販売店・店長:
燃料不足を心配しているからか、売り上げは上がっています。(アメリカとイランの)戦闘前に比べて売り上げが2倍になりました。
現在、タイでは電動バイクの供給量が不足する事態にもなっていて、販売店は工場にある在庫を奪い合う状況だということです。