長崎県の平田知事が就任後初めて佐賀県を訪れ、九州新幹線長崎ルートについて「独善的にならないようにする」と佐賀県の事情や立場を前提に議論を進めたい考えを示しました。

先ほど佐賀県庁を訪れたのは3月2日、新たに長崎県知事に就任した平田知事です。
冒頭のあいさつで山口知事は。

【佐賀県 山口知事】
「新幹線の話は最後にしっかりと時間を取りたいと思いますので、きょうは幅広く話をしていただいて」

開始早々、新幹線について言及します。
平田知事は九州新幹線長崎ルートの“全線フル規格化”を「県政の重要課題」としていて、先週の長崎県議会でも早期実現に意欲を示していました。

【長崎県 平田知事】
「知事として山口知事と信頼関係を構築し全線フル規格による整備の早期実現に向けて全力を注いでいく」

【佐賀県 山口知事】
「今のスキームでやると佐賀県って長崎県の2.5倍の負担金を払うわけですよ、それって長崎県民わかっていらっしゃるのかな、早く通せとかそれってすごく傷つく」
【長崎県 平田知事】
「我々も独善的にならないような形でですね、佐賀県さんの事情とかお立場を前提にどう考えるのかということを、話をしていくことについても私たちの役割のひとつだと思っている」

九州新幹線長崎ルートをめぐっては、新鳥栖ー武雄温泉間のルートや整備方針が決まっていません。
山口知事は、在来線の利便性低下や多額の費用負担などを理由に、佐賀駅を通るフル規格での整備に慎重な姿勢を示しています。
平田知事は25日、「独善的にならないようにする」と佐賀県の事情に理解を示したうえで、“ルート”の考え方については明言を避けました。

【長崎県 平田知事】
「佐賀県さんの考え方ありますので我々としては速達性を損なわないようなルートであってほしいというところまでですね」

一方、山口知事は4月中に国交省の水嶋事務次官との面会を予定しています。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。