アメリカのトランプ大統領は日本時間の24日未明、イラン側と核開発の放棄などの協議を進めていると述べた。

トランプ大統領はイランに予告していた発電所への攻撃を5日間延期したと明らかにした上で、ウィトコフ中東担当特使や娘婿のクシュナー氏らがイラン側と接触したと説明した。

アメリカのニュースサイト・アクシオスは、早ければ今週中にパキスタンで対面交渉が行われる可能性やアメリカがイランに「核・ミサイル開発の停止」、「武装組織への資金供与の禁止」など6つの項目を求めていることなどを報道。

対するイラン側は、レバノンメディアによると「戦争をしないよう保証すること」など6項目を求めているという。

またイスラエルメディアは、アメリカがイランとの戦闘終結日を4月9日に設定したと報じた。

しかしイラン外務省は「協議は存在しない」と否定していて、実現するかは不透明だ。

■元AERA編集長「すごく“高い球”をお互いが投げている」と表現

停戦に向けた合意はできるのか。元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子氏は、「アメリカとイランは双方が難しい条件を求めているうえに、イスラエルはさらに難しい条件を求める。難しい交渉になる」と不透明な見通しを示した。

ジャーナリスト 浜田氏:今、“6条件”をお互い出していますけど、このままだとかなり難しいと思います。すごく“高い球”をお互いが投げている感じがします。

例えばイラン側の『湾岸地域における米軍基地の閉鎖』などというのは、他の国にも関わってくるので難しいですよね。

ジャーナリスト 浜田氏:アメリカが出しているものとしては、『核開発の中止』、『核施設の監視の受け入れ』だけではなくて、例えば『ミサイル開発の制限』というのも出ています。

最初はお互いに高い条件を出し合っていて、ただやっぱり早くに停戦したいという思いはあると思うので、現実的な落としどころをどこにするのか。

それには二国間だと難しいので、でパキスタンという名前出てきましたが、多分第三国の仲介が必要だと思います。

■「一番難しいのはイスラエルが同意するか」

ジャーナリスト 浜田氏:ただ、例えば『ホルムズ海峡の開放』とていうことをアメリカが条件に出したときに、ではイランが何を条件にするのか。

例えば『経済制裁を解除しろ』ということを言うのか。どこで折り合うのかは、まだ見えていませんし、一番難しいのがそこにイスラエルが同意するかどうか。

イスラエルはもっと高い条件を言っているんですよね。アメリカはイスラエルの意向を無視できない部分があると思うので、ここがやっぱり難しい交渉になるんじゃないかなと思います。

(関西テレビ「newsランナー」2026年3月24日放送)

関西テレビ
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