3月19日午前7時過ぎ。
札幌市西区のガソリンスタンドでは、189円と高いガソリンをしぶしぶ給油する人が。
「(安くなるのを)待っていてもしょうがない。必要な時は必要な分だけ入れる」(給油に来た人)
そして、30分後。

ガソリン値下げへ― 政府が補助金支給
「午前8時前です。今、ガソリンの価格が20円安くなり169円になりました。」(川瀬雄也記者)
19日から政府は、ガソリンの小売価格を170円程度に抑えるため、石油元売り業者への補助金支給を開始した。
一足早く値下げをはじめたスタンドには、ドライバーが次々と給油に訪れていた。

「(旭川の)実家に帰省するので、高いガソリンよりは下がったガソリンを入れたい」(連休に旭川に行く男性)
「きのう(ガソリンを)入れようと思ったが、きょうから安くなるというのでギリギリまで(給油を)我慢した。輸送業なので月で1万円単位で変わるので影響は大きい」(運商業を営む男性)

このガソリンスタンドは価格の高騰後、客が半減。
高い価格で仕入れたガソリンはまだ残っているが、20円の値下げに踏み切った。
「170円と169円ではイメージが違う。客に来店を促す」(中和石油 小原隆宏本部長)
史上最高値の1リットルあたり190円に高騰したガソリン。

どうなる? 今後のガソリン価格
補助金の効果で今後1~2週間で、170円程になる見通しだが、暫定税率廃止前の11月と同じ位、高い水準だ。
「この価格が安いとは思わない。ゴールデンウイーク前ですが客も遠出を避けるとかガソリンを使わない方向でレジャーを楽しむとか、ガソリンは節約されるものだと毎年思うので避けられない状況と思う」(小原本部長)

イラン情勢の悪化で今後が不透明な中、ガソリン価格はどうなるのか。

「レギュラーガソリンは1リットル当たり200円を超える状況も考えられるが、170円を超えないように補助金の幅を調整していくとなっているので、当面170円前後で推移していくと考えている」(道銀地域総合研究所 小野公嗣主任研究員)