北海道・安平町の養鶏場でニワトリが鳥インフルエンザに感染。殺処分の対象は、約19万羽にも及ぶ。
とり肉の価格動向は?
今回、感染が確認されたのは食肉用のニワトリ。道内では約553万羽の食肉用ニワトリが飼育されており、約50日間で育って出荷されるサイクルの早さが特徴だ。
殺処分となった約19万羽は全体の3.4%にとどまることから、道の担当者は「とり肉価格への影響は小さいのでは」とみている。
鳥インフルエンザは、秋と春に多く、渡り鳥がウイルスを運ぶことで感染が広がる。今回、春に道内養鶏場で感染が確認されるのは、過去10年で最も早い時期となった。
道の担当者は「雪解けが早かった影響ではないか」と分析。雪が早く溶けたことで渡り鳥の飛来や小動物の活動が前倒しとなり、ウイルスが広まった可能性があるとしている。

卵価格への影響は
一方、卵の価格は高止まりが続いている。2026年1月には、過去最高値となる325円を記録し、2月も321円と高い水準のまま。
2023年の春、鳥インフルエンザによる「エッグショック」で価格が急騰した。そして2025年10月ごろの鳥インフルエンザの影響で、さらに価格が上昇。
採卵用の鶏は、育つのに1年近くかかる事もあり、今後まだ高値が続く見通しだ。
更に、本格的な春を迎え、新たに鳥インフルエンザ感染となると、タマゴ価格へ影響が出てくる恐れがあり、注意が必要である。
