生態系に影響を及ぼす恐れのある外来種のアリの根絶が宣言されました。
駆除に携わった関係者は、横断的な取組みによって実現できたと成果を強調しました。
ハヤトゲフシアリは高い繁殖力を持ち、他の種を駆逐するなど沖縄の生態系に影響を及ぼす恐れがあるとして、特定外来生物に指定されています。
2020年に那覇軍港沿いの国道などで発見され、軍港内や那覇新港などで定着が確認されていました。
沖縄科学技術大学院大学や琉球大学の協力のもと、成長を抑制する薬剤を用いて防除作業を進めたところ、2023年12月以降個体は確認されず、12日、国内で初めてとなるハヤトゲフシアリの根絶宣言となりました。
環境省沖縄奄美自然環境事務所 大林圭司 所長:
関係機関を代表しまして、沖縄県における特定外来生物ハヤトゲフシアリの根絶を宣言いたします
防除作業は産学官の連携のほか、米軍も基地内の防除に協力していたということで、大林所長は、「多様な関係機関による連携の重要性を改めて示す成功事例」と成果を報告しました。