「終末時計」、核戦争や気候変動などによる人類滅亡までの残り時間を象徴的に示しています。

この「終末時計」を定める委員会のトップが9日、長崎市の鈴木市長を表敬訪問しました。

長崎市役所を訪れたダニエル・ホルツさんは、アメリカの科学誌「原子力科学者会報」の科学・安全保障委員会で委員長を務めています。

この委員会は、人類最後の日までの残り時間を示す「終末時計」を定めています。

2026年1月時点で残り時間は85秒、過去最短でした。

2月にはアメリカとイスラエルがイラン攻撃を始めるなど、国際情勢はさらに悪化しています。

長崎市 鈴木 史朗 市長
「被爆の実相は極めて重要です。すべての脅威に対して警告するために」

ダニエル・ホルツ 委員長
「核兵器は今も存在し脅威を与えていて、非常に危険な状況です。だからこそ今まで以上に世界が(原爆がもたらしたことを)忘れずにいることが重要だと思う」

情勢が厳しさを増す中、国際社会に警鐘を鳴らすためホルツ委員長は被爆地からの発信に期待を寄せました。

「原子力科学者会報」科学・安全保障委員長 ダニエル・ホルツ 教授
「時計の針を戻すことは可能です」「声(被爆地の訴え)をできる限り広げるため、より多くの人に知ってもらう手助けができれば」

ホルツ委員長は長崎で平和公園や原爆資料館を視察するほか、被爆者との面会も予定しています。

テレビ長崎
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