35年前の雲仙普賢岳の大火砕流で被災した消防自動車や取材車両を残し、教訓を後世に伝えようと車両の長期保存に向けた募金が行われています。
募金を呼びかけているのは、地元のまちづくり協議会やマスコミ関係者が去年8月に立ち上げた「雲仙岳火砕流被災車両を保存する会」です。
会では、雲仙普賢岳の大火砕流から35年となる今年6月3日までに、被災した車両を長期的に保存するためさび止めの樹脂コーティングを施したいと考えています。
被災車両は消防団や報道関係者など43人が犠牲になった長崎県島原市の上木場地区に残されていて、建屋内にある消防自動車とパトカーでも傷みが顕著になっています。
雲仙岳災害記念館 杉本伸一館長
「元々はボンネットもきれいにありましたし車体もしっかりしていたんですけど、年数が経つにつれもうボロボロに」
一方、報道の取材車両や報道関係者を乗せていたタクシーは野ざらしのままで劣化は急速に進んでいます。
対策には約200万円がかかると見られていて、会では噴火災害の教訓を伝え続けていくためにも市民に協力をしてほしいと話しています。
<振込先>十八親和銀行湊支店 普通 5011796
「雲仙岳火砕流被災車両を保存する会」