静岡県浜松市に予定されている県の新野球場計画。現時点で「民間投資の提案がない」という厳しい現実が突きつけられる中、3月5日の県議会でも委員からは厳しい意見が相次ぎました。

5日に開かれた県議会の建設委員会。

委員から厳しい指摘が向けられたのは浜松市で進む新野球場計画についてです。

ふじのくに県民クラブ・伊藤和子 県議:
残念ながら期待されるような効果は得られなかったのではないか

参加した県議から指摘されたのは、計画について2025年に調査した結果、「現時点では民間投資は見込めない」という厳しい結果が出ていることについて。

これまで1.3万人規模の屋外型、2.2万人規模の屋外型、2.2万人規模のドーム型などの案を軸に検討が進められてきた浜松の新野球場。

プロ野球の1軍球団が県内にはなく、多額の投資は見合わないとの指摘の声も上がる中…

2月、鈴木康友 知事は財政難を背景に行政負担の上限額を「2.2万人規模の屋外型」とすると明言しました。

ただ、県はあくまでも“ドーム型”実現の夢はあきらめません。

実現するための民間投資の可能性について追及する方針を示しましたが…

自民改革会議・河原崎聖 県議:
具体的にお金を出しそうなところがあるのかどうか?そういうことについて当局側として把握をしていますか?

県公園緑地課・熊谷修孝 課長:
業者の意向を確認することから始めていこうということで考えています

自民改革会議・河原崎聖 県議:
普通に考えれば(事業への参入に)かなり確度の高いところ(企業)があって、「もうちょっと時間くれ」というのであれば「わかるな」というところも出てくるが、それもなくてこういう話を出してきているとすれば、もう無責任としかいいようがない。この問題に県の職員が時間とエネルギーをかけることが正直ムダだと思っている

出席した県議から続くのは厳しい意見。

さらに、整備費用の見通しについても…

自民改革会議・相坂摂治 県議:
この時点で費用換算した場合はいくらになるのか?

県公園緑地課・熊谷修孝 課長:
来年度着手した場合には2割から3割くらい増えるかなと

試算した2022年度に比べ、事業費は2~3割増える想定と明らかにしましたが、委員からは「もっと高いはず」との指摘も…

暗礁に乗り上げたようにも映る新野球場計画。

民間が投資をしがたるような“旨味”のある計画はできるのでしょうか?

テレビ静岡
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