全国的に山林火災が相次ぐ中、春にかけて空気が乾燥し山火事の発生リスクが高まることから、敦賀市内で5日、消防署員による山火事の防ぎょ訓練が行われました。
訓練には敦賀消防署の職員15人が参加し、敦賀市内にある野坂山の登山口付近で登山者が火災を発見し通報、負傷者1名がいるとの想定で行われました。
到着した部隊は、まずドローンを飛ばして上空から火の広がりなどを確認しました。
続いてポンプ車から100メートルほど離れた火元近くの場所に1500リットルの水を貯める簡易水槽を設置し、二手に分かれて放水を開始しました。
また、木を伐採したりジェットシューターと呼ばれる背負い式の水のうを使ったりして延焼防止の手順を確認しました。
敦賀消防署消防第2課の吉田優救助課長は「これから空気が乾燥する時期を迎えるので火の取扱いには十分に注意してほしい。登山客は火の不始末、たばこの投げ捨てに十分注意して安全な登山をしてほしい」と呼びかけています。
去年2月の岩手県の大規模な山火事を踏まえて、総務省消防庁は林野火災の予防に向けて地方自治体が「注意報」や「警報」を発令できると通知しました。これを受けて
敦賀美方消防組合は今年1月から降水量や風の強さに応じて注意報や警報を発令し、住民に対しては火の使用制限を求められるよう火災予防条例を改定。違反者への罰則も設けられました。