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プレスリリース配信元:株式会社SCOグループ

3人に1人が知らない、災害時の口腔ケアと健康の相関性とは

歯科医療を通じた社会貢献を掲げる「オーラルライフプロジェクト」を展開する株式会社SCOグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役会長:玉井 雄介)は、全国の20代~60代の男女を対象に「防災とオーラルケアに関する意識調査」を実施いたしました。
調査の結果、防災意識が高い層であっても「口腔ケア」が後回しになっている危険な実態と、避難所生活での死因にもなり得る「誤嚥性肺炎」への認知不足が浮き彫りとなりました。

■サマリー

- 【意識の乖離】 防災グッズの準備基準は「命を守ること(64.6%)」が最多。しかし、命に直結する「口腔ケア用品」の備蓄は27.2%に留まる。
- 【深刻な認知不足】 3人に1人(36.5%)が「災害時の口腔ケアが健康に影響すること」を知らない。「誤嚥性肺炎」のリスクを知る人はわずか20.1%。
- 【被災地のリアル】 経験者が語る「生きるために歯磨きなんて必要ないと思っていた」という危険な常識。


■詳細
1)半数近く(49.7%)が防災グッズを「用意していない」


防災グッズを「持ち出し用」「備蓄用」に分け、その所持率を聞いたところ、いずれも用意していない割合が49.7%と一番多いことが明らかになりました。



2)防災グッズに入れているもので多いのは「飲料水(71.0%)」「懐中電灯・ランタン(70.0%)」「非常食(62.2%)」、一方で「オーラルケアグッズ」は27.2%
防災グッズを用意している人に対し、その内容を聞いたところ、上位は「飲料水(71.0%)」「懐中電灯(70.0%)」「非常食(62.2%)」となりました。一方で、「オーラルケアグッズ」を備蓄している人はわずか27.2%に留まっています。





防災グッズの準備基準は「命を守るために最低限必要なもの(64.6%)」が最多ですが、口腔ケアが「命に関わる備え」であるという認識は浸透していない実態が伺えます。



3)3人に1人が「災害時に口腔内を清潔に保つことが健康に影響する」ことを知らない


災害時、口腔内を清潔に保つことは健康に大きな影響を与えます。しかし、36.5%がその事実を「知らなかった」と回答。





さらに、避難所生活が長引く中で高齢者の死因となり得る「誤嚥性肺炎」のリスクを知っている人はわずか20.1%でした。



大規模災害が発生し、被災者の避難所生活が長引くと、被災高齢者の肺炎が増加するといわれています。この肺炎は、現在「誤嚥性肺炎」と呼ばれる“口腔内の細菌を唾液や時に食物と一緒に誤嚥(吸引)することで発生するもの”である可能性が高いと考えられています。その理由としては、上水道が止まった際の水不足により口腔ケアがなされず細菌が増殖し、
・上水道が途絶した場合、水不足により口腔清掃不良が生ずる。
・口腔清掃不良により、口腔内に細菌を増殖させる。
・食べ物や唾液を誤嚥した際に増殖した細菌が気管に侵入し、炎症を起こす。
以上であり、これに加え非常時のストレスも重なることで肺炎になるリスクの高い高齢者、要介護高齢者に誤嚥性肺炎が多発するようになるものと考えられています。※
※参考:平成21年12月厚生労働科学研究費補助金(健康安全・危機管理対策総合研究推進事業)
https://jsdphd.umin.jp/pdf/nkkk/oralcare.pdf

4)災害に遭われた経験のある方のコメント
・水がとまったとき、歯磨きがちゃんとできずにストレスがあった。
・一週間ほど断水が続いて水が使えず、なかなかいつも通り歯を磨くことができなかった。
・歯磨きする時の水が無くて歯磨き粉なしで済ませていた。
・阪神淡路大震災の時に水が出なかったので歯磨きの回数を減らす必要があったので不快だった。
・阪神大震災を経験したが水が出ないのが当たり前で市役所に来る給水トラックの水は食事やトイレに使った。正直生きるためには歯磨きなんて必要じゃ無いと思っていた。

<歯科衛生士コメント>
HANIKA(ハニカ) 歯科衛生士/オーラルケアトレーナー 菅原さん
今回の調査から、口腔ケアの重要性が十分に浸透していない現状であると感じました。
過去の大規模災害では高齢者の肺炎が増加し、その多くは口腔内の細菌が気道に入り込むことで発症する誤嚥性肺炎によるものでした。口腔内の細菌はさまざまな全身疾患のリスクに関与するため、すべての人が細菌数を増やさずできる範囲でケアを継続することが重要です。
防災グッズには歯ブラシに加え、断水時でも使用できるようマウスウォッシュや歯磨きシートを備えておくと安心です。また唾液には口腔内を清潔に保つ自浄作用があるため、食事の際によく噛むことも口腔ケアに有効です。

HAKARA(ハカラ) 歯科衛生士/オーラルケアトレーナー 綾部さん

今回の調査結果から、災害時に口腔ケアの優先度が下がりやすい一方で、その重要性が十分に認識されていない現状を感じました。
災害時は水分不足やストレス、食生活の変化により口腔内環境が悪化しやすく、誤嚥性肺炎や全身状態の悪化につながるリスクも高まります。特に高齢者や基礎疾患を有する方にとって、口腔管理は全身状態の維持に直結する重要なケアです。
そのため、非常時こそ口腔ケアの継続が重要です。防災グッズには歯ブラシ、歯みがきシート、液体歯みがき、キシリトールガムなどを備えておくと安心です。断水時には、少量の水でのうがいやウェットティッシュ・歯みがきシートの活用、唾液分泌を促すケアを心がけることが有効です。
【意識調査概要】
調査対象:20代~60代の男女
調査人数:1,000人
調査期間:2026年2月19日
調査手法:インターネット調査(Webアンケートフォームを用いた自主回答方式)

【調査監修】
HANIKA 歯科衛生士 菅原さん
HAKARA 歯科衛生士 綾部さん
◼︎SCOグループについて
SCOグループは、「テクノロジーで『105年活きる』を創造する」をビジョンに掲げ、歯科医療の未来を支える次世代の運用オペレーションシステムの開発・提供を行っています。全国の歯科医院に対して、キャッシュレスの導入支援、業務効率化、医療機器の調達支援など、多角的かつ実践的なソリューションを展開することで、歯科医師や歯科衛生士、スタッフが患者さんのためにその専門性を最大限に発揮できる環境づくりを支援しています。さらに、スポーツへの参画や支援活動にも積極的に取り組み、人々に“いきがい”や前向きな生き方を届けることで、心と身体の両面から健康を支える持続可能な社会の実現を目指しています。

■会社概要

社名: 株式会社SCOグループ
ビジョン:テクノロジーで「105年活きる」を創造する。
本社所在地: 〒100-7018 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー18F
設立: 2013年3月22日
代表: 代表取締役会長 玉井 雄介
事業内容: メディカルテック事業、データインサイト事業、ペイメント事業、医療機器リース事業
HP: https://www.scogr.co.jp/
公式X:https://twitter.com/sco_official_jp
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCc1AOopLrlP1la-h3DbanEQ/
Oral Life Project:https://oral-life.jp/project/

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