リニア中央新幹線の工事についてJR東海が3日夜、長野県飯田市で住民説明会を開き、ヒ素を含む「要対策土」の活用に理解を求めました。一方、長野県駅(仮称)西側の風越山トンネルの掘削時期などは「精査中」と明言しませんでした。

上郷公民館で開かれた説明会には住民約40人が出席し、JR東海は長野県駅(仮称)周辺の工事の進捗状況などを説明しました。

新の駅東側の「土曽川橋梁」では、大鹿村のトンネル工事で出たヒ素を含む「要対策土」を橋の基礎部分に使います。説明会では、今年度に続き来年度も5月頃から活用する予定と述べました。

運搬や保管にあたっては雨水の侵入や飛散防止を図っていて、地下水の水質調査でこれまでに問題となるような数値は出ていないこと、調査は工事後も継続することなどを説明し、住民の理解を求めました。

その後の質疑応答では、新駅西側の風越山トンネルの掘削時期など工期についての質問が出ましたが、JR東海は「工期はまだ精査している段階」と述べるにとどまりました。

リニア中央新幹線は品川・名古屋間を40分で結ぶ計画で、当初は2027年開業の予定でしたがトンネル工事の遅れなどで延期され、新しい開業時期はまだ示されていません。

長野放送
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